2019年1月27日日曜日

桶屋踊りで14年



毎日寒いですねー!

昼間もマイナス気温のミュンヘンで毎日頑張って働いています!


先日マリエン広場で見覚えのある赤い制服を着た楽隊ぽいおじちゃんと
すれ違った。あれ、あれ、あれって確か〜



シェフラータンツ(桶屋踊り)だ〜!



写真はウイキペディアからです。

これね、7年に一度だけ行われるミュンヘンの行事なんです!



3月の頭まで色んなところで踊りが披露されます。詳しくはこちら



実は綾ちゃん、学生時代にカロッサという作家の研究をやっていたんだけれど
彼の代表作の一つの中ににこの桶屋踊りが出てくる小説があるんだ。
それで、昔、いつかこの踊りの実物を見てみたいと思っていたんだけれど
すーっかり忘れた頃にミュンヘンへ越してきてその年がこの踊りの年だった。

ものすごくコーフンして見に行ったのを覚えてるよ。

あの時小さな子供たちの手を取って寒い寒い中立ちん坊で踊りを見てから
桶屋踊りはさらに回を重ね3度目、つまりあれから14年の時が過ぎたことを
綾ちゃんに教えてくれたんだ。


ミュンヘンに引っ越してきてから14年が経ったんだ。

じーん、感無量です。




この写真は先々週のレオポルド公園です。仕事で立ち寄った。


2019年1月13日日曜日

だ、だにえる様ー!


毎日毎日どか雪の日々ですねー!
電車の遅延がすごいので毎朝いつもより早起きで奮闘する
綾ちゃんですー!



とりあえずは新年第1週目の恒例シュタルンベルク湖の写真からご紹介。


ああ、いつ行っても美しい。心が洗われるシュタルンベルク湖に面したお城。

毎年ここで行われる綾ちゃん二男の音楽の合宿。
今年はなーんとあの、ダニエル ミューラー=ショット様の授業を
受ける光栄に浴したウチの息子!綾ちゃん、張り切って写真撮りに行きました!



舞台で行われる公開レッスン



今回、ものすごい偶然でマスタークラス受講者4名のうち
3人が全く同じ曲(しかも現代曲!)で受講した。

初日の授業を見学して、うーん、なーんか綾ちゃん不満。
なーにが不満なのかよくわからなかったんだけど後から気がついた!

そうだ、せっかくのビックスターなのにほとんど「音」を聴かせて
くれないじゃないか、ね、写真見て見て!先生楽器持ってないでしょ。
確かミュラー=ショットって名器ゴフリラーを持ってたはずなのに。
それはないんじゃない?


と、思っていたら2日目(2日間だけの特別授業です!)ミューラー=ショットが
うちの子に「君の楽器貸してくれない?」って、、、。


うおおおー!そうーか、そういうことかー!


あのね、3人の受講者が弾いたのはコダーイという作曲家(歌の教本で有名だよね)の曲
なんだけど、ものすごく特別な調弦を必要とするんだ。全体で一音分変わる(って
わかるかしら?)んだ。生徒に合わせて先生まで調弦変えてたら時間が
かかりすぎるから昨日はあまり弾かなかった。
でもやっぱいかんと本人も思ったんだね。




きゃああ。い、今いきなりだにえる様(⇦呼び名が変わる)が弾いてらっしゃるのは
息子の綾ちゃんの(⇦カネを払った所有者)チェロー!!!
映像の途中で邪魔が入って「ちっ」だけど、とにかく弾いてくださってるー!

残りの授業もずっとこの楽器を使ってくださって最後に


『ありがとう!このチェロ、すごくいいね。どこで手に入れたの?』


って息子に聞いてた。


もしも綾ちゃんに聞いてくれてたら1時間でもこの楽器の由来について
喋りまくれたところですが(彼にとっては幸いなことに)息子は
照れて言葉少なに製作者の名前を教えただけでした。


ビックな芸術家から少しでも音楽の真実を学んでくれたら母としてシアワセです!




いつものように即席オケ。





2019年1月2日水曜日

年の初めの




あけましておめでとうございます!
旧年中は大変おせわになりました。
本年も綾ちゃん玉手箱、どうぞよろしくお願いいたします!


屠蘇器の後ろはアドヴェンツクランツというあたりがドイツのお正月ぽい。
ドイツでは1月6日の三賢者の日までクリスマスは続きます。

今年は4日までお仕事無し!
綾ちゃんちのチェロ息子は恒例のシュタルンベルク湖合宿へ出かけました。
明日、明後日が大事なレッスンなのでその模様もレポートしますねー!



1月2日本日は初雪!毎年雪が降るたび同じようなベランダの写真撮ってる。
つい撮りたくなっちゃうんだよねー。





新年の読書。発売3週間前の告知と同時にベストセラー&重版という
ありえない売れ行きの話題本。まだ半分ほどしか読んでいないけれど
これ、本当にオススメです!歴史書的な小難しい本でなく小説のように
すうっと読めます。学校の歴史の時間に学んだつまんない暗記事項の
点と点が線になって繋がる目からウロコがいっぱい。

日本中の人がきちんとした通史本をこれほど切望していたというのは
改めて驚きですね。


さーて、今の内に今年のお仕事の準備と予習しなくっちゃ!