いくつかの大切なことについて、何かをやり遂げるため
「自分のための処方箋」がいつの間にか出来上がった。
とにかく自分が何をやっても三日ボウズだから。
① まず、自分はダメなやつなんだとしっかり自覚すること
大切なのは自分の「弱さ」と向き合うこと。
ずいぶん後になってどれほどこの自覚が全ての根幹を
成しているのか思い知ることになる。
もう一つ「コツ」のようなことは、弱さとしっかりと向き合って
それを「誰にも言わない」こと。嫌な綾ちゃん、弱い綾ちゃんは
自分だけが知っていればいい。他人には関係ないことだ。
その上でぐーっとハードルを下げてみる。
例えば綾ちゃんは20代の頃、健康上の理由に迫られて
水泳を始めた。
自分がプールで25m泳げることだけは知っている。
↑これが綾ちゃんの当時の事実。
確か、初めはゆっくりゆっくり休み休み全部で150mほど
泳いでおしまいにした。3往復だ。まだやれる、というところで
おしまいにする。続ける事が目的だから。
少しずつ距離を増やしていって一日1kmでそれ以上
欲張らないことにした。何度も言うが続ける事が目的だから。
② 決心したら毎日やる
これは実は無茶苦茶大切でリズムを決めて(できれば毎日)
いないとサボリ虫がすぐにやってくる。
今日は寒くて風邪ひきそうだから、雨だから、疲れてるから、
明日テストだから、、、。
全ての言い訳を排除するため「何も考えず」ノルマを課す。
③ いかなる言い訳も自分に許さない
②とかぶるが「弱い私だからこそ」言い訳を許さない。
一度自分に言い訳を許したらどっと崩れてしまう姿を
綾ちゃんはありありと思い浮かべる事ができる。だからダメ!
そして言い訳しない事がどんなに苦しいか解るから綾ちゃんは
言い訳を繰り返す人々に今は優しくなれたと思う。
そうして現在の、どちらかと言うと粘り強い綾ちゃんが
出来上がっていったのだと思う。