昨日は息子が音大に入学してから初めて
息子のコンサートに行った。
有客コンサートは実に2年ぶり
チェリストになるとばかり思っていた息子が
ある日突然、
「作曲家になる」
と言った時、綾ちゃんは高笑いして
「いやー無茶言うな!」
と、相手にしなかった。
今にして思うと母親のこのいい加減さが
良かったんだと思う。
綾ちゃんは息子の受験に関しては金銭援助以外、
全く何も手伝わなかった。ヤツは自分で先生や
セミナーを探し出しネットで情報を集め
体調管理も一人でやった。
綾ちゃんは息子の受験日も全部日本に行っていて
不在だった。綾ちゃんには綾ちゃんの使命がある。
こっちはこっちで忙しいんだ。
まぁ一次試験くらいは受かるだろうと思っていた。
小さい頃からやっていた音楽。基礎力はある。
難関の二次試験に受かったと聞いた時
ちょっと感心した。もう満足だと思った。
まさかの三次試験を突破して100名の受験者中の
4人に入ったと聞いて、これは自分の息子じゃないと
思った。そしてその後も実に良く勉強しているし
仕事もこなし音楽家として成長を続けていると思う。
本番中舞台袖でチェックする息子
きた。だけど演奏中に本人が舞台にいないコンサート
は初めての経験。なんて気が楽!楽しかった!
すごかった!面白かった!
これからもこんな幸せを味わえますように!
全ての人々へ、全ての物事へ、感謝を込めて。