2018年5月26日土曜日

今年もちょっぴりドイツ主婦



今、ニワトコ(Hollunder)の花真っ盛りです!


今年も忘れず作りました。白いお花のシロップ。
日本から来られたばかりの方に方に紹介すると喜ばれます。
あと普段からお世話になっている方々にお配りします。




これで2リットル。あちこち配ると足りなくなるので
今週末にもう一度作りたいけれど容器が足りない!どうしよう。




我が家の野いちごもお庭の隅っこにびっしり。
1センチくらいの小さな小さな実ですが「苺ってこんな味だったけ?」と
びっくりするくらい強烈な芳香がします。
でもね、写真のこの状態はまだ未熟です。お尻のところはまだ白い。
あと2〜3日置いといて小鳥と綾ちゃん我慢比べで収穫します。

うふふ。この時期はちょっぴりドイツの主婦気分です。


2018年5月21日月曜日

当たり年?



みなさん!今年は白アスパラガスがむっちゃ「アタリ」だと
思いませんか?



写真はウイキさんからです。


まず安い。

ヴィクトアリエン広場の八百屋さんが一番高くてそれでも2kgで
9〜10ユーロくらいで売ってます。ブランドのシュローベンハウザー産のとか。
これも既に安い。

マリエン広場に出るとたくさん露店が出ていてカールス門までの
歩行者天国ぞいにマリエン広場から離れるほどに値段が下がる。




ここはC&A前くらいだったかな?1kg5ユーロだって。


写真撮り忘れたけど昨日なんてカールス門前くらいにくると
2kg6ユーロ90セントで売ってた。バカ安。

しかもぶっ太くってピカピカイキがいい。


試しに4本買ってお家で試食。おー!甘くてジューシー!

こりゃあたまらん。てな感じでもう何度買ったことか。


これだけお安いとアレンジ料理も挑戦できる。
普段はなんだか定番の食べ方(我が家はもっぱらシンプルにバター醤油です。
オランダソースも焦がしバターもバター醤油の魅力には勝てない。)以外は
もったいなくて、、、お値段のこともあり。


でも今年は大丈夫。炒め物やサラダやパイの中身にしたり、と本当、もう
思う存分堪能しています。


旬のものをいただくと身体も喜んでいるのがわかるー!

ほくほくほくの春の食卓でした〜。

2018年5月15日火曜日

時には観光客のように



良いお天気の週末でしたねー!

綾ちゃんは3泊4日で旅行に行ってきましたー!
行き先はね、なーんとドイツはミュンヘン、、、っておい、住んどるやろ。

てへへ。依頼を受けて日本からのお客さんのアテンドでした。
お客様は観光でいらしたわけではなかったのですが空き時間に少しは
ミュンヘンを堪能したい、というわけでガイドなどできない綾ちゃんは
迷わず2階建て観光バスに乗り込みます。一時間市内周遊で日本語音声ガイド付き。



普段見慣れたミュンヘンの街も2階から眺めるとおお、素晴らしーい。


ここはペーター教会。賽銭代わりにろうそく代を。


ここはレジデンツ。王宮博物館の「音楽の間」


ヴィクトアリエン市場にも行きました。ぶひぶひぶひ。


初日に旧植物園(カールス門)ビアガーデン。ここは穴場です。あっ、教えちゃった!


綾ちゃん御用達のアルターホフ
ここは綾ちゃんイチ押し。白アスパラのキッシュ苺ソース添え。
これで11ユーロはオサレでコスパ高すぎでしょ!超絶美味でした。
この店ではハズれることがない。


てな具合に全〜ん部お仕事だったんですがちょっぴりガイドさん気取りで
よそいき顔のミュンヘンを堪能しました。

休日返上で職にいそしむ綾ちゃんでしたが
たまには観光客のような視線で見ると見慣れたミュンヘンの街が
輝いて見えます。役得でした。
本日弾丸ツアーで日本にお帰りになられたNさん。

袖触れ合うも他生の縁。またお会いできることを祈っています。






2018年5月8日火曜日

喜んでる時点でアウト



         一週間に立て続けに二度も起こったショッキングな事件。


     綾ちゃん、生涯初体験!!な、なんと綾ちゃん



        電車で席を譲られてしまったああっ!


   なんで?なんで?なんで?何が起こったのか綾ちゃんさっぱりわからない。
                しかも立て続けに2回!そんなに急激に老けてしまったのか!!綾ちゃん!


       まあ、正真正銘オバはんであることは間違いないけれど
      実年齢よりはちょっとは若く見られているんじゃないかと密かに
      自惚れていたのにいい。


       最近綾ちゃん、仕事でよく利用するSバーンのL駅のエレベーターが
      長期的に工事中で階段を上るのが一苦労の方々、車椅子の方とか
      ベビーカー連れのママとかの補助をしょっちゅうやっている。
      つい先週も重いカバンをお持ちの歩行器のご老人が困ってらしたので
      歩行器を担いで一往復、重いカバンを担いで(ちなみに綾ちゃん自身の
      カバンも本だらけで相当重い)もう一往復そしてご老人を抱えての手を
      取って、と階段三往復(うち二往復はダッシュ)したばかりだ。

       こういう体力勝負のハプニングが起こると、善行を行ったとかいう
      自己マンの気持ちよりもへへへ、アタシってほら若いじゃん、みたいな
      自意識過剰の自己チューに酔う気持ちが勝ってしまう。


          そんなつまらんくだらんプライドもああ海の藻屑、、。


         だいたい、

      『あら、ヨシオカさんたら本当に20歳のムスコさんいらっしゃるの?
      まあちっともそんな風に見えないわ。』


      なーんて言われてへらへら喜んでいる時点でアウトなんだ。  


        
            なーに、現実なんてこんなもの。
            

   ふん。じゃあそうだね。次回、三度目の正直でもう一度席を譲られそうになったら


      『あたしゃあね、席を譲られるほど老ぼれちゃあおらんよ。
      ふあ、ふあ、ふあ。』


      てな具合に「与えられた役割」を立派に(?)こなしてみるか??
              老婆の綾バーさん。はあー。

 

                                                   

          バラの花壇を作ろうと頑張っていたけれど今回断念。
         ゼラニウムとクレマチスにしてみました。クレマチスは
         育ちやすいから花が咲くのが楽しみです。


園芸家のKさんのアドヴァイスでトマトとバジルを
一緒に植えました。お料理だけでなく生育のコンビネーションもいいんだって。


                   

2018年5月4日金曜日

美しい5月に



5月はドイツの最も美しい季節です。


この曲をご存知ですか?



「美しい5月に」シューマン 『詩人の恋』より
今も大好きです!ペーター シュライアーさん!


Im wunderschönen Monat Mai 素晴らしく美しい5月に
Als alle Knospen sprangen, すべての花の蕾が弾けた時
Da ist in meinem Herzen 私の心の中で
Die Liebe aufgegangen. 愛が湧き上がってきた

Im wunderschönen Monat Mai 素晴らしく美しい5月に
Als alle Vögel sangen, 鳥たちが皆で歌う時
Da hab' ich ihr gestanden 私は彼女に打ち明けた
Mein Sehnen und Verlangen. 彼女を希(ねが)う私の気持ちを

                                                                (作詞はハインリヒ ハイネ 
                    übersetzt von Ayachan)


日本の春も美しいけれど、ドイツに長く住んでドイツを愛し続ける
綾ちゃんにはここでの5月の風景も分かちがたいほどの愛着を感じます。



そして花々や新緑や空の色や爽やかで心地よい5月の風を
感じると必ず綾ちゃんのアタマの中ではこの曲が流れ出すんだ。
生命の息吹と共に湧き上がる愛情のこの歌を。


でもね、このメロディーって春の美しさを謳いあげているのだけれど
日本人の我々には不健康というか病的な印象がありませんか?
「春のうららの隅田川〜」的なほのぼのと透き通るような陽の光じゃなくって
ドイツのロマンチックってどこか奥深いグリム童話の森のような
陰(かげ)を隠し持ってる感じがする。
(日本の「さくらさくら」もそういえばちょっと暗いしメロディーが
「終わらない」感じがミステリアスな陰影に満ちている、、??)




ドイツの文学や芸術に触れ始めた頃、こういう不思議な感覚に
戸惑ったものだったなあ。これがヨーロッパなのかあとか
感慨に打たれたなあ。


ドイツ ロマンチック大好きです。



おっと、これはヴァチカンのシステイーナ礼拝堂の有名な絵ですね