先々週、我が家に遊びに来たYさんは
大変腕の良い治療家で音楽家の患者さんも多い。
クラシック音楽なんて普段聴かないこのYさんに、
ショパン国際ピアノコンクールの
どこが素晴らしいのかを握りコブシで力説していたら
「そういやあ、今日のオレの患者さんも
これからそのコンクール観に行くから
ポーランドに行くって言ってたなぁ。」
とポツリ。そーだったー!!そのテがあったかー!
毎晩お仕事から帰る時間がライブに間に合うか
ドキドキしながら帰宅した。特にファイナルの
三日間はアタマの中は1番のコンチェルトが
鳴りっぱなし。この名曲を毎日違うピアニストが
違うピアノを演奏するのを聴ける喜びたるや、
ああショパン!ああショパン!の日々であったのだ。
しかも日本人エントリー者の多さ、
レベルの高さときたら!
毎晩YouTubeのライブ配信に聴き惚れてほー!
私は世界一の幸せ者、と音に酔いしれていた。
綾ちゃんは反田さんが絶対一位を取ると
思ってました。
どうして今の今まで思いつかなかったんだろう?
くー!ポーランドに行って来れば良かった。
ポーランドなんて、列車か飛行機に乗ればぽん、と
行ける。ショパンの聖地は全然遠くはないのに。
あー、今頃気がつくなんて!私のばかばかばか!
もしもあのものすごい演奏を、彼らの気迫を
同じ空間で聴けたならどれほどすごい贅沢だろう。
そんなこと叶わないとなぜ勝手に決めつけて
いたんだろう。
人生は贅沢に生きた方が良いに決まってる。
よし、叶えたい夢がもう一つできたぞー。
最後にもう一言。
今回のコンクールで、しかもファイナルで
多くの演者がSHIGERU KAWAI の繊細なる響きを
奏でてくれた。親日を誇る国ポーランドで
ジャパンオブプライドが響き渡ったのだ。
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