2021年12月31日金曜日

自分のためだけに使ってはならないもの

 令和3年、最後の記事になると思います。

去年の最後の日、新年の目標として

   『◯◯◯の秘密兵器になる!』

と皆の前で大見栄を切りました。

(綾ちゃんの仲良しは◯◯◯が何か分かりますよね。ヒミツですよ。)


どうだったでしょう?秘密兵器かどうかはともかく

それなりの戦力として頑張ったつもりです。

令和4年への目標は、、新年の記事で発表しまーす。

ていうか考え中です。てへ。


今年はいつにもまして生命について考えた一年

でした。これまでの思想が深くなったという訳では

なくこれまでに培ってきた想いや思想が

試された一年となった。生命と言えば、、、


つい最近、有名人の女性が命を絶った。

去年も同じようなことがあったっけ。

少なくともその女性は金銭的に窮乏している風では

なかったし立派なお仕事も持っていた。

一部病気宣告の記事も流れたが立ち消えていたし

事情は良く分からない。


昨年はいっちゃんが生命を自ら絶つという大事件が

あったから尚更だったけれど、それってどういう

気持ちなんだろう?


他人の気持ちは分からないのだから決して土足で

踏み込むものではない。けれど綾ちゃんには

わからない。

その行為が一体誰のためになったのだろう?


生命のバトンが大切に運ばれてきたこと、

そのバトンを手渡しする義務があったこと、

生命は自分のためだけに使ってはならないこと、

これからそういう話をしていきたい。


生命についての曲を一曲、毎年の終わりに

紹介してきました。

令和3年、この1年間ずっと綾ちゃんの側にいた曲は

カッチーニの「アヴェマリア」です。

綾ちゃんにとって一生忘れられない曲になりました。

そのお話は長くなるので年が明けたらまた

書きに来ます。


年末に家族でこの曲を演奏して動画を撮ったり

しましたが、さすがにここに挙げるのは

恥ずかしいので三浦春馬さんバージョンを紹介いたします。



皆様、良いお年をお迎えください。

どうか健康にご留意してお過ごしくださいませ。

2021年12月18日土曜日

「あちら」と「こちら」

早いもので第3アドヴェントを回って
今年も残すところ2週間です!

これはクリスマスツリーではなく
今夏訪れた唐津シーサイドホテルの前庭です。
オススメホテルですよー。


綾ちゃんの生徒さんご家族も既に日本へ
里帰りなさったご家族が多数。
いやー、この世相で大変でしょうが 
ハプニングもまた楽しき思い出になると良いなあ。
皆さんの日本での年越し話を伺うのを
楽しみにしております。


今日は日本にいる綾ちゃんの姉のお誕生日でした。
11月と12月は家族も友人もお誕生日がいっぱいです。
だけど実は不幸もままあります。
綾ちゃん母の実家のお仏壇

先月綾ちゃんのお誕生日のその日に
叔母が亡くなりました。
直接の死因は癌だけれど年齢的にも往生を遂げて
おかしくないお年頃だった。

綾ちゃんを可愛がってくれた叔母だったし
働き者で明るくて楽しい人だった。

叔母の具合が随分お悪いと随分以前から聞いていた
こともあるけれど、綾ちゃんが遠く離れた場所にいる
という事情もあるけれど、、、。
別離をおいおい嘆き悲しむというよりは
「あー、先に逝っちゃったのね。」
という感覚が最初に湧いた感情だった。

あっちに逝く人が一人、二人と増えていく。


此岸(しがん)、彼岸(ひがん)という言葉があるけれど
ドイツ語でもあの世の事をjenseits (イエンザイツ=
あちら側の)という。対義語はdiesseits (ディースザイツ
=こちら側の、この世の)だ。この単語を初めて識った時
こういう言葉に日本も西洋も無いんだなぁと思った。

天国や地獄という単語は宗教のもので、言葉そのものに

  広がりのあるイメージがつきまとっているが

  「あちら」と「こちら」は極めて無色で

     ニュートラルな響きがする。 

   すうっと一線を越えるだけで特別な

      どこかへ行く感じがしない。

死を親しく感じるというのはこういう事なのかなぁとぼんやり思った。
 

2021年12月5日日曜日

自分のためには買わない、そして作らない

 

  皆さん、先日は綾ちゃんのお誕生日にたくさんの

  メッセージをありがとうございます!!

  朝から本当に沢山のお祝いをいただいて

  お電話やらメッセージに返答していたらなんと

一日の大半が過ぎてしまっていてびっくりしました。



たった一つの贅沢
甲州ワインのスパークリングを開けました。
秘蔵です。


会議やなんかでバタバタして
お誕生日って感じでもなかった。
どうしましょ?




これね、ドイツのスーパーマーケットで売ってる
お寿司なんです!
これで20ユーロくらいかなあ?



で、これは冷凍食品のフィンガーフード
サーモンのミニパイ包み。意外にイケる。

こんなあり合わせのゴハンでも家族で食べると
結構盛り上がる。

お料理大好き綾ちゃんも
自分一人のためには作らない。

綾ちゃんが初めて家を離れて一人暮らしを
始めたのは
やはりここミュンヘンだったのだけれど
あれだけ実家で毎日家族のために
夕食を作っていた
綾ちゃんが、一人になると全くお料理しなくなって
自分で自分に驚いたことを覚えている。


孝行ものの息子がRITUALSのお肌お手入れセットを
プレゼントしてくれたー!
嬉しーい!

RITUALSってこっちでは有名なブランドだけど
日本ではあんまり見ない。
綾ちゃん、ここのSAKURAのシリーズ大ー好き!

でも普段、自分では買わない。良いお値段だし
自分には贅沢すぎるってつい思っちゃう。

自分のために贅沢しても楽しくない。
この貧乏性は、こんな風にサプライズを受けた時の
楽しみを倍増してくれるためにあるんだろうな。