早いもので第3アドヴェントを回って
今年も残すところ2週間です!
これはクリスマスツリーではなく
今夏訪れた唐津シーサイドホテルの前庭です。
オススメホテルですよー。
綾ちゃんの生徒さんご家族も既に日本へ
里帰りなさったご家族が多数。
いやー、この世相で大変でしょうが
ハプニングもまた楽しき思い出になると良いなあ。
皆さんの日本での年越し話を伺うのを
楽しみにしております。
今日は日本にいる綾ちゃんの姉のお誕生日でした。
11月と12月は家族も友人もお誕生日がいっぱいです。
先月綾ちゃんのお誕生日のその日に
叔母が亡くなりました。
直接の死因は癌だけれど年齢的にも往生を遂げて
おかしくないお年頃だった。
綾ちゃんを可愛がってくれた叔母だったし
働き者で明るくて楽しい人だった。
叔母の具合が随分お悪いと随分以前から聞いていた
こともあるけれど、綾ちゃんが遠く離れた場所にいる
という事情もあるけれど、、、。
別離をおいおい嘆き悲しむというよりは
「あー、先に逝っちゃったのね。」
という感覚が最初に湧いた感情だった。
あっちに逝く人が一人、二人と増えていく。
此岸(しがん)、彼岸(ひがん)という言葉があるけれど
ドイツ語でもあの世の事をjenseits (イエンザイツ=
あちら側の)という。対義語はdiesseits (ディースザイツ
=こちら側の、この世の)だ。この単語を初めて識った時
こういう言葉に日本も西洋も無いんだなぁと思った。天国や地獄という単語は宗教のもので、言葉そのものに
広がりのあるイメージがつきまとっているが
「あちら」と「こちら」は極めて無色で
ニュートラルな響きがする。
すうっと一線を越えるだけで特別な
どこかへ行く感じがしない。
死を親しく感じるというのはこういう事なのかなぁとぼんやり思った。
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