友人の桑野由紀さんのコンサートにお邪魔した。
いつものようにカメラマンをかって出た形だ。
二人とも素敵ないでたち
ドイツで行われたコンサートだから皆、ドイツ語で
おしゃべりしている。日本語字幕をつける余裕が
無かったのでそこはご勘弁願いたい。
ボスニアへのチャリティーコンサートで、中間部で
ボスニアの曲を演奏したり皆で歌ったり。
音楽学校のホールが会場だったのでお子さんも
多数見受けられました。そして開演にあたって
由紀さん、そのお子さん方に向かって
「シューベルトのソナチネは3楽章から成り立って
います。一つの楽章が終わると音楽は止まりますが
ここで拍手はしないでください。この曲は3つの
音楽で一つの曲なんです。一つ一つの間には静寂が
ありますが、この静寂も音楽の一部です。
静寂という音楽を楽しんで下さいね。」
あー良いこと言うなーって思った。
日本語では「間」というやつだけれど、この味わいを
教えるのも音楽教育だなぁ。
実際には曲が始まると、もう息を呑んで演奏を
聴いちゃったから、綾ちゃん的には後から静寂を
楽しんだかどうかなんて記憶には残っていない。
だけど、初めて「静寂の音楽」なんて聞かされた
子供たちは必死でその妙味を味わおうとしたこと
だったと思う。
曲目も、サンサーンスの「ロンド カプリチオーソ」や
シューベルトの「即興曲90-4」とかヴァイオリンや
ピアノを習っている子たちが憧れる様な曲の
ラインナップ。うんうん、良かった。
コンサートの後は仲良しの皆さん(綾ちゃん的には
初対面の人ばかり)でご飯食べにいきました。
わいわい賑やかに盛り上がりました〜!
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