2020年5月24日日曜日

祝!ビアガーデン再開!


        汗ばむほど暖かい月曜日、ビアガーデンに行ってきた。


         今日はめでたいビアガーデン再開日。天気も祝う。



ビールを飲もうとは思っちゃいない。ソーシャルデイスタンスの
      ビアガーデンで席を見つけるなんて絶対無理。
      例年だってこんなにお天気の日はわんさか人でいっぱいだもの。



ほらね、入り口で長蛇の列。









      皆が待ち焦がれていた解禁日。アフターコロナの初日は
      きっとビフォーコロナとの間違い探しの光景にあふれているはず。

     綾ちゃんは自宅でオンラインレッスン終了後、一人で(涙)携帯片手に
     やってきましたヒルシュガルテンこと鹿公園!





 入り口で入場表に日時と氏名、連絡先記入&提出。
マスク着用義務、、、飲食する場所でマスクって
どうやってビール飲むんだろ?



名物の鯖の串焼きも売ってたし席に着いた人々は
ゆっくりと美しいこのビアガルテンを堪能していた。

一列おきにビニテの空きテーブル。これでも満席。
本来、ビアガーデンはオープンスペースだけれど
公園自体とは仕切られて勝手にスライドできないようになっていた。



セルフサービスの出店。閑散として見えるのはデイスタンスのせい。
売店の商品も充実していた。


名物空きジョッキ回収車。山賊マスクで登場。




 この人、誰??
な、なんと
ソーシャルデイスタンス
おじさん!!
彼がその手に持つものは、、




          なんと1.5m定規!客同士の距離を測る!!!




1.5mだろうが1.3mだろうが大差ないはずなんだけど
やっぱドイツ人てとにかく(ばか)真面目!

綾ちゃんの滞在時間は30分ほどだったかなあ。
写真だけ撮ったら真面目にお家に帰りました。


もう少し落ち着いたらお友達誘って飲みに行こうっと。


2020年5月18日月曜日

ままままますく


                                             
            我が家の等身大!?ピカ(かなりデカい)

あやのますく。3月アマゾンにて5枚購入。中国製。
当初日本へのお土産の予定だったが届いた実物がサンプル写真と異なり
あまりに女子だったので贈答を断念。以来、愛用。



ドイツに突如として訪れたマスク文化。

驚くべきはこの全く未経験の新文化がゲリラ的に襲来してきたのち
ものすごい速さでファッションとしてドイツ国民に馴染んでしまったことだ。


エコ派のドイツ人は布マスクが多く
ヒョウ柄(大阪人か?)とかワンピコーデとか
もうすっかりおしゃれの一部と化していて舌を巻く。
でもファッシングの仮装と違って

「あのう、ちょっと一枚お写真撮っても良いですか?」

とか訊けないから写真で紹介できなくて残念だな。



綾ちゃんも元々マスクしない派だったが条例だから仕方ない。

マスクによって変化したことを挙げよう。


①道端で大胆に鼻歌を歌うようになった。

口元が見えないからいい気になってついつい歌う。
何歌うかって?例えばね、、、



ドラゴンナイト セカオワ好き!URUさんのカバーも最高!


②街で食べ歩きする人を見かけなくなった。

ドイツってモノを食べながら歩く人が異常に多かったのに。
衛生上も問題だろうけど、何よりマスクと共存できない。

綾ちゃんも以前はよくパン屋さんでホットドリンクTo Goで買ってた。

この経済損失はばかにならないはずだ。


③リップは要らない/アイメイクデビュー

そもそも限りなくすっぴんで生涯を過ごしてきた綾ちゃんが
ほぼ唯一の戦闘用品であるリップの存在意義を奪われて
今こそざわちんさんに(って最近見ないけど)なれないかって
見よう見まねで始めたアイカラー。不器用な綾ちゃんには激ムズ。

化粧品店もリップの販売数激減に違いない。


余談だけど、コロナ鬱に見舞われてげっそりしていた頃
ピアノの練習のとき派手赤のネイルをしてみたら気分がアガった。
鍵盤の白と黒の世界に艶やかな赤が蝶の舞のように見えて
(演奏はへたっぴでも)少しだけ心が明るくなった。



           昨日街に出た。お天気良くて随分な人出。
       そう言うと眉をひそめる人もいるだろう。ユルみ過ぎだって。


        でも綾ちゃんは、お天気で気持ちの良い5月の土曜日に
         街に溢れる人を見ていてそれだけで随分癒された。  






2ヶ月ぶりに通った道。3月に待機中だったサーカスは
今もなお待機中。


「ニンゲンと動物を助けてください!」
ああサーカス!おそらく再開は最も遅いはず。
可哀想で胸が詰まった。


2020年5月11日月曜日

贈らない花・飾らない花


            毎年5月には同じ曲を紹介している。



               「美しき5月に」 シューマン
            美しき5月に  花の蕾が弾けた時
            心の中に    愛が湧き上がった

            美しき5月に  鳥は謳い
            私は打ち明けた 狂おしい希(ねが)いを
                       (訳 あやちゃん) 


             昨日、自分で自分に花を買った。
           


オンライン授業の際、生徒さんが少しでも心和んで
くれたらと最近マメに切り花を買っている。

今日は母の日だけど今年は花を贈る人がいないのだと突然気付いた。


綾ちゃんも一応ハハだけどうちのオトコどもは
そんなの考えた事ないし自分では別に要らない。

だけど、プレゼントする相手がいないのはこんなに寂しいんだって
ちょっとしょんぼりだ。


義母は「百合の君」とあだ名された清楚な美貌の女性だったから
いつでも百合の花を、
綾ちゃんママは花なら何でも大好きで子供のように大喜びするから
毎年とりどりのアレンジミックスを贈っていた。


             落ち込んでいたわけじゃないけれど
          なんとなくち〜んとした時間を過ごしていたら
          山岳部に住む友人が今日、山で撮ってきたという
          高山植物(何ていう名前だろう?)の写真を送ってきた。
         

うふふ、ありがと、R!

この花は和名アツバサクラソウといって
Alpine promula「アルプスの桜草」なのだそうです。
園芸家のKさんが教えてくださいました!




2020年5月2日土曜日

ど〜ん!



        野暮用で(って外出制限中に何のヤボ用だ!)街に出た。


         トラムで目的の駅まであとひと駅というところでふと
         ドイツ人らしい高齢の女性が立ち上がってよろよろと
         綾ちゃんに近づいてきた。ん?


           と、突然彼女は綾ちゃんを指差して大声で



            CORONA!! GEH WEG!!
          (コロナめ!出て行け!)

          と叫んだ。そしてドアから大急ぎで走って逃げた!



               え? え? えええー?? 


                   今の何?


       トラムの中は騒然。乗客たち(といっても数少ないけど)皆、
      総立ちでショック状態。何人かの方々は綾ちゃんを慰めようと
      アイコンタクトで「大丈夫だよ」サインを送ってくる。(←ソーシャル
      デイスタンスだな。)


       みんな綾ちゃんに同情の眼差しを送っていたけれど
      綾ちゃんは、長くドイツに住んでいて初めて受けた「正々堂々たる」
      (ていっても走って逃げたわけだから罪悪感丸出しだけど)
      人種差別的行為に素晴らしく清々しいものを(ええ〜?)感じていた。
    
                  ホントだよ。

      昨日、この事件のことをFBのストーリーズに書き込んだら
      一緒に怒ってくださっている方がいらしたけど、綾ちゃんは
      本当に怒りも傷つきもしなかった。正直、かなり面白かった。

      前回の記事でちょっと落ち込んでいるみたいなこと書いちゃったけど
      鬱々としたコロナ禍を「お祓い」してもらった的なカンジ。
    

      この事件の直後から、な〜んか憑き物が落ちたように気持ちが
      スッキリして爽快感に満たされている。へんなの。




         こんなカンジ。懐かしいねえ、喪黒福造のどーん!