2020年10月30日金曜日

りんご教に改宗して

                

病気かと思っていたが新興宗教だったのかもしれない。
りんご病?いや、りんご教に入信してしまったらしい。




なんじゃあ?

            なんでこんなことになったんだ??
綾ちゃん、携帯はいつもSONY派で家族全員SONYだったのに。





ネーム入り???


はたと気がつくと家族全員入信していた。
KAZUYAの番組観てたせいだろうか?


ここまでりんごりんご言われると、、、すまん、SONY!!

米国のGDP増強に加担してしまった。いいのか?

画像が綺麗なのは間違いなかった。
正直大満足している。い、いや、これも洗脳か?

とにかくうろんな新興宗教であることは間違いがない。
なぜなら「多額のお布施を払っているのに幸福感がある?」からだ。


すっからかんになる前に誰か目を覚まさせてくれ。

2020年10月23日金曜日

「嘘」は何が「嘘」ぽくて

 

     主人公が死ぬ物語は大体お話の最初から読者に死ぬと見抜かれている。


     こういうのは個人的にはお腹いっぱいなんだけど「死」というテーマが

   読者の心を揺さぶる定石中の定石だからこのパターンが止むことはない。   

           「膵臓」とか「セカ中」とかどれも良作だ。

            


          

      「四月の嘘」も可愛い女の子が悟っていたり頑張る自分探しの男の子とか

     出てきて胸にキュンとくるセリフもいっぱいある。涙する読者も多いだろう。

      だけど背景に描かれる音楽の世界は、音楽を愛する綾ちゃんの目に

      嘘ぽすぎてどうもいけない。


      こんなことマジメに書き出す綾ちゃんの方が大人気ないのかな。



      スポ根や音楽ネタに天才キャラはつきもので、のだめも千秋も現実には

      存在し得ないいかにも漫画キャラ。ではかをりと公正のような天才キャラと

      どこがどう違うのか。「四月の嘘」に出てくる二人の天才はバックに

   抱える十字架と彼らを彩る音楽の世界が嘘ぽいからだと綾ちゃんは思っている。



      公正はピアノの神童でかつて「ヒューマンメトロノーム」と呼ばれた。


      もうここから絶対に嘘だと思ってしまう。これは音楽モノにありがちな

      大誤解。メトロノームのようにしか音楽ができない奴はたとえ

      年少さんでも大会で優勝しないしそもそもそんな音楽は評価されない。


      子供なのに大きな大会で優勝するような音楽家は聴衆を巻き込むような

      音楽性と魅力をすでに備えている。それがなければ優勝なんかしない。


       作者は子供の音楽のコンクールというものに行ったことがない人だ。


      綾ちゃんは音楽に(音楽だけじゃないけど、何かに)一生懸命な人を

    いつも応援していて、だからこういう、すっ飛ばしちゃいけないデイテールを

      安直な価値観で語ろうとする場面に出くわしてしまうと、つい、反論したく

      なってしまう。



      大ヒット作だから綾ちゃんの違和感の方が少数派なんだろうけどね。

      

       

2020年10月13日火曜日

のだめにあって四月の嘘にない

                                                            突然の漫画ネタだが、、

     音楽ネタの漫画だとやはり「のだめカンタービレ」が金字塔だと思う。

                


ドラマ派も多いけど綾ちゃんは原作派。

音楽の世界って基本はスポ根、でもちょっぴり華麗な世界ぽいからウケるのかも。

「のだめ」以前には音楽ものでリアルを感じるものがなかった。
綾ちゃんも最初、プロのピアニストに勧められて読み始めたものだ。
「プロの私たちが読んでもびっくりするほどあるあるなのよー!」って。



イマドキの漫画は取材力がすごいし絵も細かく難しい楽器の描写も丹念に描いている。
音大生がドイツ語の勉強で苦労する様子とかエピソードもいちいち細かくリアル。



ただ、あの作品の随所に散りばめられている音楽家の苦悩や切ない気持ちを
共有できる人ってたくさんいるのかな?と思ったりする。

破天荒キャラのだめの恋物語だけれど

「楽しい楽しい」音楽の何がいけないのか?

素敵な彼に「女性として」付いて行くことと「音楽家として」付いて行く、
付いて行けなければこの恋も終わるのだ、というテーゼに読者は
違和感なく引き込まれていけるものなのだろうか?

デイテールも秀逸だが物語の本流は主人公のだめが
「女性として」「音楽家として」目醒めるところにある。

              綾ちゃんは第一部のラスト直近のクライマックス、
               のだめが千秋に催眠術をかける場面がお気に入りだ。


自分だけが愛する彼の心の檻を解き放ってあげられることに気づくのだめ。
それは同時に彼が遠くへ旅立つことを意味している。


そして彼を羽ばたかせ、自らも音楽家になろうとする。
真正直に二兎を得ようという作戦は無謀だが正論で本道だ。

あくまで彼と一緒にいるためにというのだめの心の未熟さがまたリアルだ。


名作というのは結局中心テーマが王道の中の王道だ。
なのに説教臭さは見事に排除されている。スマートだ。

次回、書いてみようかと思うが、例えば「四月は君の嘘」という
音楽漫画は同じ音楽モノでものだめとは好対照だなあと思うんだ。


続きはまた今度。





2020年10月5日月曜日

あやこさんに会いに行く



あやちゃんブームだ。

この9月からあやちゃんという生徒さんができた。
とにかくヘンだが何とか授業をやっている。

それ以外にもここんとこどうもあやこさんという知人が増えた。


そしてこの週末、綾ちゃんは最近知り合ったあやこさんに会いに行ってきた。
カッセルまで。カッセルに行ったのは初めて!


カッセルのヴィルヘルムヘーエ城のヘラクレスの噴水
300年前に作られた壮大な水の芸術

水が流れる様子は9月までしか見られないんだって。

線描絵と見間違うかのごとき佇まい。
                 圧倒される。

それからグリムの世界(Grimm Welt)にも行った。


グリム兄弟がここカッセルに滞在していた時期がある。


ドイツ文学出身の綾ちゃんにしてみればグリムはドイツ最初の辞書編纂者。

その項目をメモにしたもの。ちょっと壮観。




Wあやこでいっぱい食べていっぱいおしゃべりした。
共通の話題がたくさんあってもうどこまでも突き進む。

思い切って会いに行って良かった!

                                             あやこさん、知り合えて良かった!

           これからもよろしくお願いいたします。