飛行機がランディングした瞬間うわーっと拍手が起こったという
場に居合わせた方っていらっしゃるでしょう?
あれって日本国内の旅客線では体験したことないですよね。
でもドイツ発便だとまず普通の出来事だ。
綾ちゃん的にはあれはどうもいただけない。
飛行機という巨大な鉄の塊が空中を飛ぶという不可解かつ不自然なる事実を
まざまざと思い知らさせるからだ。飛行機に搭乗するということが
それだけ「特別」なイヴェントでいちいち「命がけ」感が高まるからだ。
どれだけ旅客機が安全な乗り物か、乗用車の事故と比べて
事故率がいかに低いか、上空気流間では飛行機など紙飛行機以下の
相対的重力なのだと説明されても感覚的にわからんものはわからんのだ。
アタマの固い(一般的に、と注釈をつけておいてあげよう)ドイツ人は
どうやら綾ちゃん派らしく一回一回飛行機が着陸するたび
ほー、今回も生き延びられたよ的な感慨を持つのだろうか。
空の上を飛ぶという不可解な物体の「曲芸」成功に敬意を表するのだろうか?
とんでもない小心者で怖がりの綾ちゃんは実は今でも飛行機嫌いだ。
高いところ大嫌い。
気持ちはわからんでもないけどあの拍手はやめてほしい。
綾ちゃんの飛行機恐怖症がますますひどくなって里帰りや
遠くのバカンスに行けなくなってしまう。
さてファッシングの季節近所のパン屋さんのショーウインドーは
クラップフェンというドーナッツが並びます。
ここ数年で種類も豊富になりました。
どれも美味しいです。
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