今回の日本滞在、メインの前半は大阪。
綾ちゃんは予算の事情から大変な旅程で(20時間くらい)大阪にたどり着いて
くらくらだったんだけど着きしなにいきなり地元の方々(初対面)と
飲み会なんてことになってものすごいスタートでした。
さて、翌日。今回どうしても訪れてみたかったところがあって
京都に来てみました。
相国寺
例の十牛図の奉納してあるお寺です。同志社大学の後ろ、御所のすぐそば。
残念ながら十牛図そのものは公開していませんでしたが見どころ満載。
反響音がすごい「鳴き龍」は狩野光信の作。どの角度から見ても
目が合っちゃう。辰年生まれの綾ちゃん、龍大好き。
じっくりお寺参りしてご満悦で鴨川でも散歩しようとぶらぶらしていた時
驚くべき偶然に見舞われた。突然綾ちゃん夫が
『あれ、あれ、あれ見て』
綾ちゃん夫婦のはす向かいからご婦人たち一行が見えた。ん、それが
どうした??え?え?ええー?まさか〜?
3年前にミュンヘンでお別れしたKさんが歩いていらしたのだ。
Kさんというのは60歳代後半の日本人女性で40年以上をミュンヘンで
過ごしたのち職場を定年退職なさって日本に帰られた方だ。
いつお会いしてもとても気持ちいい方で
お別れするときとても残念だった。夫が電話番号をいただいていたのに
うまく連絡がつかないとこぼしていたっけ。
なんと彼女のお宅は相国寺のすぐそばなのだという。日本で家が決まるまで
住所を転々として連絡できなかったとのこと。
これを天の引合せと呼ばずしてなんと言おう。ほんの何十秒すれ違うのが
ずれていたら恐らくもう二度と我々が彼女と再会することは無かっと思う。
今度こそ我々は連絡先を交換できた。
京都に来てよかった、うん。
これが鴎外の小説に出てくる「高瀬川」?小さくて狭くてびっくりした。
豆水楼で本格お豆腐料理食べてきました。
ここは去年、ドクターを綾ちゃん夫が歓待したところです。
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