今綾ちゃんがケアしている案件の話。
ある日本人のご家族がドイツに遊びにいらっしゃる。
彼らと交流のあるドイツ人のご家庭でホームステイが実現した。
お互いにそわそわどきどきしながら準備を進めている。いや、いた。
これなーんだ?今日綾ちゃんは数年ぶりにオクトーバーフェストへ
行きました。すごい人だかり。
日本の奥様がいろいろ準備のことで綾ちゃんにメールを送ってくる。
あれも聞いてくれ、こんなことしていいだろうか、こういうことは
どう思いますか?
綾ちゃんは自分の知っていることはお答えするし
自分一人ではわからないことはステイ先のご家族と連絡を取る。
観覧車の上から撮りました。
ある問題でステイ先のご家庭に何度か目に連絡を取ったときのこと
数度のSMSのやり取りの後、急に直接電話がかかってきた。
『おい、うちのゲストはドイツにやってきてうちに泊まって
僕とは口をきかないつもりらしい。
一体どうなっているんだ!いい加減にしろ!この話はもうおしまいだ!』
ええー?その話を今蒸し返すー?
実はこの話題は最初からドイツのファミリー側のネックだった。
ホームステイ自体はホイホイで話が進んだ。
しかしながらドイツ人側は最初から「???」と文句を
言っていたことがあった。
実はゲスト側の奥様は日本の高校の英語教師なんだ。
もちろんドイツ人側は英語ペラペラだ。
ドイツ人ファミリーは日独友好親善に前向きで直接お泊りに来る
家族と事前にメールその他で知り合いになりたい。
彼らが日本のゲストたちに何度英語でメールを送っても
彼らは必ず返事を「綾ちゃんに」日本語で送ってくる。
なんで自分で返事書かないんだ!
『私の英語は完全ではありませんから。その方が良いと思います。』
(いや、綾ちゃんのドイツ語も完全からは程遠いんだけどね)
必ずその一言が添えられている。
綾ちゃんは伝書鳩よろしくそれぞれの側に伝言を送っていて
今回の事態に陥ったわけだ。(基本綾ちゃんはお仕事を全うすることに
集中いたします。ご意見は求められた場合以外いたしません。)
綾ちゃんはね、実は両者の言い分よく理解できるんだ。
意外にこういうところに本質的なことが隠されていたりする。
オクフェスといえばチキン丸焼きですがこの焼きマスも隠れ名物です。