2017年9月30日土曜日

ちょっくら日本に帰省してきまーす!




ちょっくら日本に帰省することになりました。
神出づる国、出雲へ行ってきます。


3週間後にまた!


2017年9月26日火曜日

一体いつになったら語学の学習を終えることができるのだろう?




昔、外国語(英語)がペラペラの人はカッコ良く見えた。


いいなあ、あんな風になりたいなあ。



あれからウン十年。


結局いつまでたってもできやしない。
まあ綾ちゃんの場合は随分サボっちゃったし真面目にも
やってはこなかった。でもドイツに住み始めてはや二十年。
そりゃあ、初心者じゃない。だからと言って完璧じゃない。
なんとかやっとこさでコミュニケーションはとれてる。
それどころか綾ちゃんはドイツ語を他人様に教えていたりする。


だけど最近の綾ちゃんはある「諦めの境地」に達してしまっている。


母国語である日本語だって大変難しい言語だ。しょっちゅう漢字を
間違えるし表現を失敗して赤っ恥をかいたりする。敬語なんてやめてくれって
思ったりする。


だけど根本的に「日本語ができない」とは思わない。
理解できないことがあったりアウトプットを失敗しても赤面して
それで終わりだ。


それに対して英語やドイツ語など後から習い始めた言語はどこまでいっても
確固たる自信が持てないのだ。
「私はドイツ語ができるのだ」といつまでたっても確信を持てない。


だから綾ちゃんはいつまでも綾ちゃんを伝書鳩扱いする
その奥様を決して非難できない。ものすごく良く理解できるのだ。


一体いつになったら語学の学習を終えることができるのだろう?



これはミュンヘンの中心部にあるお店のデイスプレイです。



これって明らかに米朝パロディーでしょう。
日本にこんなのショーウインドーに飾ったら大変なことになっちゃう。


2017年9月25日月曜日

伝書鳩




今綾ちゃんがケアしている案件の話。


ある日本人のご家族がドイツに遊びにいらっしゃる。
彼らと交流のあるドイツ人のご家庭でホームステイが実現した。
お互いにそわそわどきどきしながら準備を進めている。いや、いた。




これなーんだ?今日綾ちゃんは数年ぶりにオクトーバーフェストへ
行きました。すごい人だかり。



日本の奥様がいろいろ準備のことで綾ちゃんにメールを送ってくる。
あれも聞いてくれ、こんなことしていいだろうか、こういうことは
どう思いますか?


綾ちゃんは自分の知っていることはお答えするし
自分一人ではわからないことはステイ先のご家族と連絡を取る。



観覧車の上から撮りました。


ある問題でステイ先のご家庭に何度か目に連絡を取ったときのこと
数度のSMSのやり取りの後、急に直接電話がかかってきた。


『おい、うちのゲストはドイツにやってきてうちに泊まって
僕とは口をきかないつもりらしい。
一体どうなっているんだ!いい加減にしろ!この話はもうおしまいだ!』


ええー?その話を今蒸し返すー?


実はこの話題は最初からドイツのファミリー側のネックだった。


ホームステイ自体はホイホイで話が進んだ。
しかしながらドイツ人側は最初から「???」と文句を
言っていたことがあった。


実はゲスト側の奥様は日本の高校の英語教師なんだ。
もちろんドイツ人側は英語ペラペラだ。


ドイツ人ファミリーは日独友好親善に前向きで直接お泊りに来る
家族と事前にメールその他で知り合いになりたい。
彼らが日本のゲストたちに何度英語でメールを送っても
彼らは必ず返事を「綾ちゃんに」日本語で送ってくる。
なんで自分で返事書かないんだ!
『私の英語は完全ではありませんから。その方が良いと思います。』
(いや、綾ちゃんのドイツ語も完全からは程遠いんだけどね)
必ずその一言が添えられている。



綾ちゃんは伝書鳩よろしくそれぞれの側に伝言を送っていて
今回の事態に陥ったわけだ。(基本綾ちゃんはお仕事を全うすることに
集中いたします。ご意見は求められた場合以外いたしません。)


綾ちゃんはね、実は両者の言い分よく理解できるんだ。


意外にこういうところに本質的なことが隠されていたりする。









オクフェスといえばチキン丸焼きですがこの焼きマスも隠れ名物です。



2017年9月22日金曜日

「呼ばれてる」




午前の仕事が突然キャンセルになった。



今日はくみこさんのお葬式が予定されていたが
綾ちゃんはお仕事で無理なので未だ夏休みで暇な長男に
名代を頼んでいた。くみこさんの長男と綾ちゃんの長男は
同い年で小さかった頃よく一緒に遊んだものなんだ。
ヤツはその頃くみこさんにも随分お世話になった。


時間ができた。お葬式に行ける。


「呼ばれてる」、即座にそう思った。



ミュンヘン市内の墓地です。ここに斎場があります。


交友の広かった彼女を偲んでたくさんの方が参列に来た。
和装の方もいらしてた。

ドイツ風のお葬式かと思いきや神父さんも賛美歌もない
家族と友人によるしんみりとしたお別れ会みたいなお式だった。
あまりに突然の出来事でほとんどの人が戸惑いを隠せず
たくさんの人が泣いていた。


彼女の所属していたコーラスの方々が駆けつけてくださった。
「ふるさと」の歌声に思わず綾ちゃんも涙をぽろぽろ流してしまいました。


お葬式って故人を偲び、そして残されたものたちが彼女の想い出を胸に
さらに生きていくための大切な儀式なんだなあって
改めて思った。


くみこさん、「呼んで」くれてありがとう。
きちんとお別れをさせてくれてありがとう。
空の上から私たちを見守っていてね。



2017年9月20日水曜日

O氏目撃情報求む!




ヤボ用があって先週の金曜日の夜、綾ちゃんはミュンヘンの中心部にいた。
ちょっと変わった仕事依頼があって20時くらいから都合3時間ほど
夜の街をぶらぶらする羽目になった。




久々にオクトーバーフェストの行列見てきました。


ミュンヘンの象徴とも言えるマリエン広場に差し掛かったのが20時半頃だったろうか。
そこで綾ちゃんは意外な人物を目にした。
日本で超有名人のO氏だ。



O氏が20歳代でその特異な半生を綴った「〇〇〇〇〇(漢字5文字)」は
超ベストセラーとなり英訳を始め外国語訳も出版された。
その後テレビのキャスターやお役所勤めなども経験したのち
政界進出秒読みの段階で女性関係のスキャンダルをすっぱ抜かれ
四面楚歌になったのが去年の話だった。そう、あのヒト。
ね、わかるでしょ。綾ちゃんが彼のことを「見間違えるわけがない」理由。
彼はとても綺麗な西洋美人と堂々と街を練り歩いていた。
さーすがー。ひゅうー。
さすがに憚られて写メは撮れなかった綾ちゃんです。

オクトーバーフェスト開催を翌日に控えたミュンヘンのホテル代は
目の玉が出るほどお高いはずなんだけれど、あのヒト何しにミュンヘンに
来たんだろう?金髪美人とオクトーバーフェストを訪れに来たのかなあ?







翌々日これまた半分お仕事でオクトーバーフェストの行列を見に街へ繰り出した。
ついつい気になってどこかにO氏がいるんじゃないかと思って
キョロキョロしちゃいました。



ミュンヘン在住の皆様、もしかして綾ちゃん以外にも彼を目撃したという方
いらっしゃるんじゃないですか?





いろいろ面白い行列もある。


おいおい。



2017年9月19日火曜日

KUMIKOさんとひこうき雲




        先週末から数日間、一気にいろいろなことがあった。


         何から語ろう?やはりくみこさんのことかな?

     ご存知の方も多いことと思う。綾ちゃんのブログの読者の方にも
     彼女の知人が多くいらっしゃると思う。


         ママ友のくみこさんがお亡くなりになった。
       先週の金曜日のことだった。綾ちゃんのところに第一報が
      届いたのは翌日土曜日のことだった。電話での訃報に綾ちゃんは
      思わず大声をあげてしまって衝撃を隠せなかったけれどその直後に
      初めて納得した。ここのところの彼女の奇怪な行動。あれほど友人想いで
      交際範囲の広い彼女がなぜ突然誰にも会わなくなってしまったのか。
      多くの友人が彼女の噂をしていた。ここのところ具合が悪いようだけれど
      誰の見舞いも拒んでいるようだと。



      そうだ、もちろんそうだ。あれほど明るくポジティブな彼女が隠し事や
      嘘をつきながら皆と平気で付き合えるわけがない。



      綾ちゃん自身も何度もメールのやり取りをした。浅はかにも綾ちゃんは
      彼女の漏らす「症状」を、それが全てでそれだけが真実だと思い込んで
      自然療法のアドヴァイスなどを行っていた。
      効かなくて当たり前じゃないか! 

              もっともっと重篤な病気だったんだ。








           くみこさんに何か一曲プレゼントしたい。


         あれからいろんな人とくみこさんのことを語ったけれど
         皆口を揃えて後悔を語る。もっと早くに気づければ。
         最期に会いたかった。あれもしてあげられたのに。
        

                何もかももう遅い。


           空にあこがれて 空をかけていく、、、
    
           そうだ、「ひこうき雲」を贈ろう。


        くみこさん、いつかまた、必ずどこかでお会いしましょう。
        とりあえず今はお別離です。さようなら。ご冥福を祈っています。

 

2017年9月17日日曜日

恐怖を売る国のエリンギ祭りに座して死を待つ




       朝目が覚めて寝ぼけ眼で携帯を手にニュースをつけると
     今日もまた北朝鮮からミサイルが発射されたとの報道が目に入った。




       この問題をどのように捉えるか。我々はどうしたらいいのか。
 この問題に今日の上念さんはいつにも増して歯切れよく解説を加えていたと思う。  





              9月15日虎ノ門ニュース
         アーカイブは2週間ほどで消えてしまうと思います。



      綾ちゃんがことのほか印象に残ったワードは「恐怖と言う輸出品」
     「座して死を待つ」。




      みなさん、どのようにお感じになるでしょう。ぜひ一度ご覧下さいませ。



2017年9月14日木曜日

日本酒セミナーに行ってきましたー!




ここんとこ随分と忙しかった綾ちゃんですが昨日は思いもかけず
素敵な体験をいたしました。



日本酒の試飲会に行ってきたんですねー!なんという贅沢!!
良質の日本酒をベストマッチングのおつまみとともにいただいてきました。




ミュンヘン京都倶楽部主催の日本酒セミナーなんて魅力的すぎる催し物。
今回ちょっとしたご縁で参加させてもらいました。
一人で行くのもなんだなーと思って米どころ出身のRitsukoさんに
お声をかけさせてもらったところ御快諾。二人でワクワクそわそわ。

今回純米酒、吟醸酒その他の利き酒をさせてもらいながら
その一つ一つに合わせたおつまみをいただくのです。
綾ちゃん、日本酒大好きですけどドイツでいただくことは
めったにない。ましてや複数の種類の高級な日本酒を頂けるなんて〜。


このおつまみ7品が絶品でした!!!
ちなみに参加費10ユーロです。トリフ枝豆とかヒラメの刺身、昆布締め、
ホタテバター、寿司その他、、それぞれ吟醸酒たちに合う合う合うううう、、。




セミナーはドイツ語で行われました。
ドイツ語でどんな風に説明すればいいのか勉強になりました。
日本の素晴らしい文化を少しでも伝えていきたいもんね。


2017年9月6日水曜日

ラーメン、いやタンポポ




        これは待ってましたって話題かもしれない。



   ドイツ人が(多分他の国でも)大好きな日本の映画監督に故 伊丹十三がいる。


     つい最近のこと、綾ちゃんはお隣の大家さん(もちろんドイツ人)を
    ご飯に招待した。いつもものすごくお世話になっている。綾ちゃんの
    なんちゃって和食に舌鼓を打ってくださった。その時突然この映画の話を
    始めたんだ。


         

インターナショナルな人気を誇る古典的邦画。
こういう漫画チックな作品は当時ものすごく新しかったよね。


ドイツのテレビで昔からしょっちゅうやってた日本映画の一つがこれ。
伊丹十三の作品はよくやっている。


『あの、マナー教室でスパゲッティーは音を立てるなって
言ってる脇で西洋人がさ、ズルズル音を立てて食べてるんだ。
その音に魅せられてみんなが我を忘れてズルズル食べだすシーン、
あ、あれ、お、思い出しただけで、、、ヒーヒッヒ!!』


そーんなに大家さんの心を鷲掴みにしたんだあ。
伊丹十三、えらかったんだー。





2017年9月3日日曜日

Shogunって知ってる?




Shogunって映画ご存知ですか?


いきなりこういう話題をフッておいて無責任ですが
綾ちゃんは見たことありません。実はYouTubeにアップされているから
なんどもトライしたんだけどどうしても途中でアホらしくなって
パート1でさえまともに見ることができません。
綾ちゃんは映画のことはようわからんが綾ちゃんの感性から
かけ離れた作品であることは確かなようだ。



元はテレビドラマだったんですね。三船敏郎とか
豪華キャスティング。最近リメイクされたんだよね。

なぜそれでも何度もトライしているかというと
これまで何度もドイツ人から「名画」だから見ろ見ろと勧められたことが
あるからです。不特定多数のドイツ人に。


話題作りになるかと思って見るだけ見ようと思うのですが
(たとえ駄作だと思ったしてもどこがどう駄作だと思うのかきちんと把握して
おきたいと真面目な綾ちゃんは願うのですが毎回そこまでも辿り着かない)
そんな根性だからか毎回アウト。いくらなんでもリアリティーがなさすぎてね。


そういえばドイツに暮らしていてドイツ人の人と知り合いになると
よく映画の話題になるなあ。
とりあえず共通の話題がないかなと思って「ところで映画とかお好きですか?」
とか訊いてみるんだよね。



綾ちゃん自身、映画それほど見ないんだけど。

でもそれで相手の意外な嗜好性が垣間見えたりすることもあるし
思いもかけず意気投合することがあるしね。






姿三四郎もドイツに?