昔、外国語(英語)がペラペラの人はカッコ良く見えた。
いいなあ、あんな風になりたいなあ。
あれからウン十年。
結局いつまでたってもできやしない。
まあ綾ちゃんの場合は随分サボっちゃったし真面目にも
やってはこなかった。でもドイツに住み始めてはや二十年。
そりゃあ、初心者じゃない。だからと言って完璧じゃない。
なんとかやっとこさでコミュニケーションはとれてる。
それどころか綾ちゃんはドイツ語を他人様に教えていたりする。
だけど最近の綾ちゃんはある「諦めの境地」に達してしまっている。
母国語である日本語だって大変難しい言語だ。しょっちゅう漢字を
間違えるし表現を失敗して赤っ恥をかいたりする。敬語なんてやめてくれって
思ったりする。
だけど根本的に「日本語ができない」とは思わない。
理解できないことがあったりアウトプットを失敗しても赤面して
それで終わりだ。
それに対して英語やドイツ語など後から習い始めた言語はどこまでいっても
確固たる自信が持てないのだ。
「私はドイツ語ができるのだ」といつまでたっても確信を持てない。
だから綾ちゃんはいつまでも綾ちゃんを伝書鳩扱いする
その奥様を決して非難できない。ものすごく良く理解できるのだ。
一体いつになったら語学の学習を終えることができるのだろう?
これはミュンヘンの中心部にあるお店のデイスプレイです。
これって明らかに米朝パロディーでしょう。
日本にこんなのショーウインドーに飾ったら大変なことになっちゃう。
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