竹内結子さんの訃報には日本中が驚いた。
綾ちゃん世代だとピンポイントで竹内結子のトレンディドラマが
青春時代だったりする。ま、綾ちゃんの場合はドイツにいたから
ネットが普及してから後でYouTubeやなんかで彼女の活躍を
後追いで辿った感じだけれど。
彼女の出演した作品で想い出すものといえば
白い影!シブい!
うまくアップできなかったけど綾ちゃんは第6話のラストシーンが
大好き!中居クン(←実は中居ファン)はホントに影のある役が
似合うう!砂の器も名作だし。
原作は渡辺淳一の無影灯
でもね、絶対ドラマの方が素晴らしい!
今見ると映像も古臭いしテンポも遅い。でも名作の匂いが
プンプンする独特の「間(ま)」がある。
死の秘密を抱えた若き直江医師は倫子(竹内結子)の率直な
愛を受け入れることができない。色々中略する割には何の脈絡もなく
ボートに乗った直江はゆるりと川を流され橋桁のトンネルをくぐり
朝日の射す河原に出る。ずーっとマーラーの5番の第4楽章
アダージオがバックに流れる長〜いシーン。
たどり着いた河岸にはまたしても脈絡なく春一番のたんぽぽの花を
抱えた竹内結子がそこに、、、
このCD綾ちゃん持ってます!
映像が語る〜!!文学において境界線(マージナル)を超える
というのは永遠のテーマの1つなんだけどここはドラマで
文学やっちゃってる!
この回、今を時めく福澤克雄の若い頃の演出作品なんだよね。
はああ〜、名作だったなあ。
たくさんの人が旅立って行く。
私たちを虚無の世界から救って。
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