2020年12月31日木曜日

希(ねが)いが道を切り拓く〜志を立てるということ

                                               令和2年の新年に一つ目標を立てた。


              新年の抱負というやつだ。


     親しい友人の何人かには教えちゃったね、どんな抱負だったか。

     われながらナニ考えてんだって言うとんでもない抱負だった。


             そして綾ちゃんは一応頑張った。

     なぜその目標を立てたのか、その時はぼんやりとした予感のようなものしか

     なかったのだけれど、、、

     そしてその抱負と今年一年の綾ちゃんの軌跡はおそらくどこかで繋がった。


     とにかく現在の綾ちゃんは今年の一月一日の綾ちゃんとは別人だ。


     どんな目標を立て何が起こったのかについてはまた改めて書きにくる

     チャンスもあると思う。それはまた今度。


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     年の瀬を迎えるにあたって改めて、このブログをご覧になってくださる

     読者の皆さまに感謝を込めて伝えたい。


     正しい「想い」を持つことと「言霊(ことだま)」のパワーの真実を。


     新しき年が巡ってきたら何か一つ志を立てましょう。できるだけ具体的に。

     この一年で何を成し遂げたいのか。目に見える目標を持ちましょう。

     その志がきっとあなたを支えてくれるはずです。



     最後に、毎年年の瀬には一曲「生命のことを考える」音楽を

     ここにオススメとして挙げてきました。今年は個人的に

     たくさんの変化が起こった年でしたが、他のどんな事件よりも

     いっちゃんを亡くしてしまったことだけが何度も何度も脳裏を

     よぎります。一人の母親として息子と同い年の青年の身の上に

     起こったことを偲びながら今年を終えようと思います。

             一月一日は彼の誕生日でした。



             


        やはり今は亡き森田童子さんの声が彼の面影にこだまします



           だめになったぼくをみて きみはびっくりしただろう

           あのこはまだげんきかい むかしのはなしだね  


    

2020年12月23日水曜日

音に飢える

 

            ここのところ綾ちゃんは勉強している。


           仕事もそれなりにやっているが絶対量は少ない。

         それよりこの夏から決心して始めた勉強がいくつかある。


         ふと去年の今頃綾ちゃん何してたかなあ、と振り返ってみた。

         去年の今頃は仕事漬けの毎日だった。でもふうふう言いながらも

         我が家にはよくお客さんが来ていたっけ。



                   驚愕の事実。

         あれほどのお客様好き綾ちゃんがコロナ以後誰も家に招待

         していない。現実問題、休みの日は全部勉強に充てていたので

         本当にそれ以外のことを考える暇がなかった。


               そのお勉強も今週でひと段落。


         そしてもう一つ、ここ数ヶ月間の綾ちゃんに決定的に

         欠けていたものがある。


                    音楽だ。

                    音楽だ。


            綾ちゃんはポップスやクラシックが好き。

            激しい音楽はあんまり性に合わない。


         正確にいうとまだ完全に一息ついた訳ではないけれど

         ちょっぴり手を止めて音楽を聴く気持ちの余裕が出てきた。


         砂漠に染み入る雨のように心を癒す、

                   やはりこれは何事にも代えがたい。

            


シューベルトのソナタ大好き 今日はブレンデルの演奏で


         この世に音楽があることを誰に感謝すればいいのだろう。


2020年12月14日月曜日

目からウロコの早期外国語教育

 

       綾ちゃんはドイツ語の先生なので日々、たくさんのお母様方から

       お子さんの早期ドイツ語教育について相談を受ける。

       お子さんの選択言語としてドイツ語をと望む方は少数なはずなので

       英語教育に熱心な方はものすごくたくさんいらっしゃるはずだ。


        結論から言って綾ちゃんは早期外国語教育には反対だ。

       この話題は以前にも出したしなぜそう考えるかはその時書き綴った。


       先週、文学オタクの綾ちゃんが大好きな音楽評論家であり文芸評論家

       でもある小川榮太郎氏の対談シリーズ(明治文学・漱石と鴎外)

       を視聴していた時、彼が思わぬことを言っていて、

       へへえ〜!と聴き入ってしまった。 

               


小川榮太郎さんも松田学先生も綾ちゃん、ちょーリスペクトのお二人です!
21分くらいから語学教育の話になります。


日本においてエリート階層の語学力の最盛期はなんと江戸末期!!
なるほど新渡戸稲造も内村鑑三も著作を英語でしたため
現在に至るまで(しかも名文として)歴史に名を残している。

明治期になると夏目漱石も森鴎外も英独の達人でそれぞれ論文は
各国語でしたためているが文学作品は母国語のみ。

明治20年代になると谷崎潤一郎も志賀直哉も外国語で文章を書かない。

昭和に入ると翻訳中心の知識注入となっていく。


これらの語学能力、知性の高さの秘密は漢語の素養にある、という。


昨今において早期英語教育に走る傾向は全くもって
愚かで見当違い、脳科学も言語も文化も理解せぬ暴挙!とまで断言。

私たちの美しい和語は叙情的で具体的な表現に富むけれど
抽象性を嫌いシステマティックな解析度に欠ける。
昔のエリートたちはこれを漢文の素養によって論理的思考能力を
練り上げ、抽象図式的発想を発展させていったのだと。


な〜るほど。


綾ちゃん、実はものすごく「思い当たるフシ」がある。

綾ちゃん、小さい頃から読書オタクで文学作品を読みまくっていた。
が、残念ながら漢籍の素養には触れる機会がなかったものだ。


その綾ちゃんが高校に入学して漢文の時間に教科書に載っている
漢語の文章や詩に触れた瞬間から憑かれたように惹かれてしまったのだ。
主に詩歌。杜甫や李白、白居易の古典の世界。
成績のことなんか考えたことはない、ただただ毎日家に帰ると
一人でもごもごと教科書の漢文を読み下しで音読、その美しさに
うっとりとしていたものだ。

中学時代にやはり我が家の文学全集を紐解き一人高村光太郎や
中原中也、宮沢賢治、北原白秋、草野心平の詩を毎日音読しては
心の平安を覚えていた、、その日々が再来したのを覚えている。


あの頃、綾ちゃんの「脳」が感じたなんとも言えないエクスタシー的な
喜びの感情は言語的というよりは音楽的、図式的抽象的なものだった。


小川氏はあの時の綾ちゃんの感じた感覚を的確に援護してくれていると思う。


言語は学ぶならなんでも良いというわけではない、ということなのだ。
この議論は奥が深い、と思う。



2020年12月8日火曜日

炭治郎の修行が必要?

               

     最近の綾ちゃんは根性と粘り「だけ」で生きているようなところがあるが

   瞬発力、えいやああっと力技で強引に何かを押し切るということがない気がする。

        (↑絶対他人に迷惑かけるからやめとけ)

      年齢を経るに従って体力が落ちてきたということなんだろうか?


    10年前の綾ちゃんより今の綾ちゃんの方が絶対体力も気力もあるんだけどな。 

      さらに20年前の綾ちゃんは10年前の綾ちゃんより全然身体が弱かった。


            でもどーもそういうことでもない。


ビールのアドヴェンツカレンダー買って毎日うほうほ。
                                     こういうの豪傑って言わない? 

                  

     この間、ピアノの練習で一瞬の集中力の高まりを「思い出し」てから

    こういう風に力を集約する(◯◯の呼吸って鬼滅の刃??)時に起こる

  自分の内なるエネルギーと宇宙の波動が一瞬通い合ったような感覚が

    大切だったんだと突如として理解したんだ。


     つまり持久力を身につけた後でその力をバックグラウンドにして

     一点に気力を集中する「技」と言ったらいいのかな?


                これがバランスなんだ。

      スポーツを本気でやっている人ってこういう感覚を早いうちに

      身につけているんだろうな。


   そう言った一瞬の集中力を恣意的に行うことがこれからの課題なんだと思った。 


                 なんか、鬼滅の刃の話してるみたいだな。   

                            炭治郎の修行?

                    


             久々に親ばかでムスコの動画紹介

      これはムスコが友人たちと高校の卒業旅行でフランスに行った

      記念に作った動画。赤い瓶のお水は旅行中に買ったものなんだって。