海外で子育てをする場合に一番大切なことは
主要言語を決める
ことだ。
通常は母親の言語になる。だから母国語というのだ。
(綾ちゃんは個人的に母語というアタラシイ言葉が好きではないので
ここではあくまで母国語と言い張る)だが滞在国の言語が結局は
影響甚大なので思い切って親の言語以外に決めてみるのもいいかもしれない。
語学教育をどのようにするかはそのあとで考えることだ。
繰り返すが言語は思考そのものといってもいい。
言語を決めれば自ずからそこから子供のアイデンティティの形成が始まるのだ。
言語は不思議なもので主要言語が決まった途端にその言語の持つ
「背景」を言葉と一緒に受け継ぐものなのだ。
世界はグローバル化しているのだから「自分はナニジン」などという
意識は論外だと考える人は子供からその背負って立つ拠り所を奪うのだと
理解してほしい。国籍云々の問題を論じているのではない。
人間一人ひとりが形成する思考と思想には必ず言語と文化のバックグラウンドが
必要だということなのである。
えへへ。先日生徒さんのご家族のご招待でご馳走していただきました。
役得綾ちゃんです。
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