日独友好菓子

先生稼業をやっていると頂き物が多い。

ドイツに来て初めて、こんなに贈り物をしたがるのは

日本人だけなのだと知った。大切なコミュニケーションだと思うんだけどね。

ドイツ人てどこに行ってもお土産物とか買わないしね。

さてさて昨年末、ある生徒さんからお歳暮を頂いた。

『やはり先生には日独友好の一品をあげたくて、、、

とは言っても出張の時の空港土産なんで恥ずかしいんですが。』

あー！これ知ってる！綾ちゃんも空港の免税店で見た見た！

抹茶のバームクーヘンなんて日独友好菓子そのもの。中身はどうなってるんだろう？

きゃー！やったやったあー！竹取物語〜！かぐや姫だあー！

強烈な抹茶味でした。しーっとりしてて渋い味わい。

抹茶好きにはたまらん。生クリーム添えてもぐー。

Tさん！ありがとうございまーす！！美味でございました！！

今回は我が家で賞味してしまったけれどこれはドイツへのお土産

一押しかも。次回は是非買って帰ろうっと。

来年までに考える

          　　　　　　　　　　     『いやいや、ものの例えだって！！』



ヒゲじい




　　　　　　『貧しい武家の父親が息子の元服の祝いにと刀の錆を贈った。
　　　　　　それが父親にできる精一杯の出費だったが息子はその鍔を見て
　　　　　　その鍔に見合う刀を身につけることを、その刀にふさわしい着物を
　　　　　　そしてそれらの身なりにふさわしい自己になろうと誓い鍛錬を
　　　　　　怠らなかった。その子供は贈られた鍔にふさわしい立派な武士になった。』




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふーん。


　　　　　　　初耳じゃ。どこに出典があるんだろう？誰か教えて。


　　　　　　　文鎮も同じような話なのか？？？


　　　　　　　父の思想は理解した。問題はこの提案が誕生日の当日だった
　　　　　　ということだな。手遅れじゃ。


　　　　　　　来年までに刀の鍔に見合う何かを考えておこう。
　　　　　　それまで待っててね。ハッピーバースデー。
　　　　　

吉本ショップ

つちことか

ヒゲじいとか初めて会った。ごめん、ブームなの知らなくて。

刀の鍔と文鎮、そのココロは？？？

　　　　　　　　　　　　　長男が二十歳の誕生日を迎えた。


　　　　　　　その日のお祝いの様子は前回のブログで伝えた。綾ちゃんの
　　　　　　周囲の人々が綾ちゃんファミリーのお祝いに尽力してくれたその様子が
　　　　　何より息子に感動という名のプレゼントになったのではないかと思っている。


　　　　　ところで誕生日の当日、離れたところにいる綾ちゃん夫からLINEが入った。
　　　　　

　　　　　　　『誕生日のプレゼントはどうするの？刀の鍔とか文鎮とか？』


　　　　　　　　　　　　　　　刀の鍔？？？文鎮？？？

　　　　

何だろう？？

ようわからん。誕生日の当日にドイツ在住の綾ちゃんがこれらのものを

どうやって手に入れて何と言って息子に贈ればいいんだろう？

そもそも何でこの２点なんだ？？？

続きはまた明日。

ミシュランの星付きレストランAQUARELLOでスペシャルな夜を祝わせてもらいました！

乾杯〜！

先週、綾ちゃんファミリーは高級イタリアンで贅沢な一夜を過ごさせていただきました。

今日は長男の二十歳のお誕生日です。

ミシュランの星付きレストランAquarello

実はここは日本人コックさんが数名活躍しています。そのうちの一人Hさんは

綾ちゃんの知人です。とても信頼に足る人物で綾ちゃん、一度は彼のお料理を

いただいてみたいと思っていました。（Hさんはメイン担当）

そこに別の知人Kさんからご好意でAquarelloの金券をいただきました。

Kさん、ありがとうございます！ごっつあんでーす。

うわー！！綺麗！ソースやお野菜、いちいち美味〜！！

ラビオリや海老、ざくろのスプーマなど

綾ちゃんと長男はコース料理をいただきました。お肉が食べれない綾ちゃんと

お魚が苦手な長男のために同じコースを組み立て直してもらうと全く別々の物語が

紡がれてあらあら不思議。二男はアラカルト。どのお皿も目を喜ばし味にびっくり

感動の連続です！

各皿にソムリエ一押しグラスワイン付きというすごい贅沢！

栗とパルメザンのスープや柚子のパンナコッタ

そして更なるサプライズ！日本語でお誕生日おめでとうの文字！！

スターシェフのマリオ　ガンバ氏。左がHさん。真ん中がツンデレ二十歳の長男。

ご好意で厨房見学までさせてもらったんです。

デザートワインと目の前で淹れてくれるコーヒーサイホン。

綾ちゃんファミリーご来訪のためにたくさんの方々が

骨を折って下さいました。忘れられない思い出の時間をありがとうございます。

Aquarello、どなたにもお勧めできる素敵なお店です。

親子三人、明るく楽しく暮らしてます！

合言葉はOmU、それからKimi no Na wa

　　　　　　　　　　　　行ってきました〜！！「君の名は」。


　　　　　　　　

綾ちゃんのブログをご覧になった多くの方から反響がありました！

綾ちゃん、実は先週日曜日２度も映画見ちゃいました。

オリジナルドイツ語字幕付きと吹き替え版。

楽しいドイツ語のお勉強になりました。

オリジナルは普通に日本語だから日本の映画館にいるのと全然変わらない！

綾ちゃん、この作品はかれこれ５回くらい観ているのですが

スクリーンで美しい色彩や音楽を聴く感激はハンパなく

もーお、涙ぼろぼろ泣きまくりました〜！

「吹き替えとオリジナル字幕付きはどこで区別できるんですか？」と

ご質問を受けました。そっか、そっか。OmUが目印です。

OmUっていうのはOriginal mit Untertitel（Untertitelと言うのが字幕）の略です。

前回ほぼ満席御礼状態で今週末も上映あります。

日本語オリジナルはMahtäserの日曜１１時からでKino1。

吹き替えのKino9とお間違えなきように。

タイトルもYour NameではなくKimi no Na waと出ています。

地下鉄のスクリーンにも宣伝が出ていて感激しました！

お楽しみあれー！

今日と明々後日？「君の名は」

　　　　　　　今日から特別上映されるようですね。ドイツ語版「君の名は」

     　　　　　　綾ちゃんの理解が正しければ今日と日曜日だけの限定公開のようです。
　　　　　　市内だとMathäserやCinemaxxで上映されるようです。（正しい情報
　　　　　　お持ちの方いらしたら教えてくださいませ！）



　　　　　　　実は綾ちゃん、大声で言えないんですけどアニメ好きのくせに
　　　　　　なぜか宮崎アニメが苦手でして、、、ドイツにはジブリファンの
　　　　　　ドイツ人もいっぱいいるんですよね。日本でもドイツでもこの一事では
　　　　　　袋叩きに遭いそうで内緒にしてたんですが、新海誠の登場で俄然張り切る
　　　　　　場面がやってきました。

　　　　　　ネットでは何度も見ましたがスクリーンではまだ見たことがありません。
　　　　　　やったー！絶対いくぞー！ドイツ語の勉強にもなるので
　　　　　　みなさんお誘い合わせの上映画館へレッツゴー！



　　　　　　

マッチはいかが？

実話です。脚色は一切ありません。

昨年のクリスマス。確か２０日頃だったと思う。綾ちゃんは４度目の

帰省の直前に友人夫妻（ドイツ人）のお宅にご招待を受けた。

綾ちゃんはお寿司を持って行きました。

綾ちゃんが到着するとご主人はやあやあやあ、と綾ちゃんを歓待して

まずはアドベントクランツに火を灯そうとした。ご存知と思うがドイツでは

クリスマスはイブの４週間前から始まる。アドベントクランツという４つのろうそくの

付いたリースに毎週一つずつ火を灯す。

アドベンツ　クランツ

ここのご主人、マッチを擦ってろうそくに火を灯した。最初の一つ、

二つ目。、、、あちあち。マッチの火が彼の指に近づき彼はマッチの火を消した。

彼はマッチの燃えかすをじっと見つめふう〜っと息を吹きかけた。

んで灰皿にでも落とすのだろうと思いきや、おもむろに炭と化したもえさし部分を

指に持ち替え今まで指で持っていた部分に火を付け３本目のろうそくに

火を灯した。

『マッチ一本も大切に使わないとね。』

きゃああああ。

さすがドイツ人。

ちなみにこの友人は大変なお金持ちだ。

「節約」が美徳で普段からどれだけ質素な生活をするかが

彼らの自慢の種だ。

ちなみにろうそく自体も昨年の使い古しだ。

すごいなあ、こうやって金持ちって作られていくんだなあと思って

今度はご飯の準備をしている奥さんの手伝いに台所へ行った。

そこで今、綾ちゃんが目撃した「マッチ一本三本ろうそく技」に

感嘆した話を奥さんにすると奥さん曰く、

『ああ、夫は不器用でね。一本のマッチで３本までしか火をつけられないのよ。

私なら一気に４本（！）付けられるわ。』

うーん。恐れ入りました。

食事会は和やかに楽しく過ぎて行きました。

お天気〜！

新年明けて以来初めてのお天気〜！

今週はほとんどお仕事なし。もっぱら自宅で書類仕事です。

合間に時々シュタルンベルク湖へ出かけました、、、が毎日

あいにくのお天気。涙、涙、、。

風が強く荒れ狂う湖の感じは新鮮だったんだけどさすがに

土砂降りの中写真撮れな〜い。

昨日はようやくお天気〜！

やっぱり美しいシュタルンベルク湖

いつものアカデミーで集中コース。ここ、誰でも宿泊できるんですよ。

恒例の即席オケ。頑張ってますね。

新たな年に

年が新たになりました。

今年もよろしくお願いいたします。

綾ちゃん、大晦日の夜にミュンヘンへ戻ってまいりました。

年越しもおせちもお屠蘇もないお正月です。二男は恒例のシュタルンベルクへ。

疲労困憊の綾ちゃんは今年は付き添いしませんでした。こんなことは初めて。

とりあえず松江のお話から。

これは８９歳の舅（しゅうと）がこのひと月半毎朝６時に起床して

自ら料理して出している義母へのお供え物。

念仏も１日３回あげていた。四十九日までは毎日こうして

姑が無事冥土に旅立てるようにと計らっていた。

四十九日まではお骨を仏壇に供えていたが無事に法要を済ませ納骨した。

これで死者の魂は彼岸にて次の輪廻へ向かうことができる。

精進落としを行ったのは今回も松江の老舗、皆美館。義母の遺影と挨拶する義父。

小さな一品一品がとにかく超がつくほど丁寧に造られていた。プロの仕事。

お正月の食材をたくさん頂けて嬉しかった。

こちらは大阪。住吉神社。初詣をしないから年末のうちに詣でました。

おもかる石占い。綾ちゃんは「願い事叶う」でした。

と、ところが、、、

綾ちゃん、生まれて初めておみくじで「凶」を引き当てました！

かえって運がいいなんて言うけどね。

しっかり気を引き締めていきましょうということなんですね、きっと。

よし！この一年、また頑張るぞー！！