2021年10月23日土曜日

人生は贅沢に生きた方が良い〜行けば良かったポーランド!

    先々週、我が家に遊びに来たYさんは

 大変腕の良い治療家で音楽家の患者さんも多い。

 クラシック音楽なんて普段聴かないこのYさんに、

    ショパン国際ピアノコンクールの

どこが素晴らしいのかを握りコブシで力説していたら


  「そういやあ、今日のオレの患者さんも

   これからそのコンクール観に行くから

   ポーランドに行くって言ってたなぁ。」


とポツリ。そーだったー!!そのテがあったかー!


 毎晩お仕事から帰る時間がライブに間に合うか

ドキドキしながら帰宅した。特にファイナルの

三日間はアタマの中は1番のコンチェルトが

鳴りっぱなし。この名曲を毎日違うピアニストが

違うピアノを演奏するのを聴ける喜びたるや、

ああショパン!ああショパン!の日々であったのだ。

    しかも日本人エントリー者の多さ、

      レベルの高さときたら!

 毎晩YouTubeのライブ配信に聴き惚れてほー!

 私は世界一の幸せ者、と音に酔いしれていた。


   綾ちゃんは反田さんが絶対一位を取ると

   思ってました。


どうして今の今まで思いつかなかったんだろう?

くー!ポーランドに行って来れば良かった。


ポーランドなんて、列車か飛行機に乗ればぽん、と

行ける。ショパンの聖地は全然遠くはないのに。

あー、今頃気がつくなんて!私のばかばかばか!


 もしもあのものすごい演奏を、彼らの気迫を

同じ空間で聴けたならどれほどすごい贅沢だろう。

そんなこと叶わないとなぜ勝手に決めつけて

いたんだろう。


  人生は贅沢に生きた方が良いに決まってる。


  よし、叶えたい夢がもう一つできたぞー。



        最後にもう一言。 

  今回のコンクールで、しかもファイナルで

 多くの演者がSHIGERU KAWAI の繊細なる響きを

  奏でてくれた。親日を誇る国ポーランドで

  ジャパンオブプライドが響き渡ったのだ。

2021年10月11日月曜日

ああ、ショパン!

秋だ〜!お天気だけど空気が冷たい!

週末はお客様がいらしたので家にいた。
お客様連れて裏の散歩道を歩いたり久々に
お友達とじっくりお話出来て
心休まる休日を過ごした。

お掃除したりお料理する間
ながら族の綾ちゃんは音楽を聴く。

今のシーズンの愉しみは

何が愉しみって、ただただショパンに浸っていられる
贅沢な時間が過ごせること。
だったらCDを聴いていればいいと思うでしょう?
そうじゃないんです。

お若いプレーヤーが全身全霊を尽くしたショパンを
延々と聴ける。同じ曲を違う演者で何度も違う解釈で
聴ける。しかもショパンの曲は有名な曲揃いだから
知ってる曲がばんばん出てくるー!

しかも今年は1次審査に14人もの日本人が
エントリー!2次へ8人もが進んだ!!大快挙!

でももっとすごいことにこの日本人の大多数の
プレーヤー達が本番に(5つの選択肢の中から)
日本のピアノを選んでプレイしているという事だ。

ヤマハカワイも日本の誇るべきメーカーだ。

彼らが日本企業の内需拡大とか
メーカーからのワイロとかで選ぶ筈はない。
命懸けで弾いているのだから。

本当に自分の演奏を最も美しく奏でてくれる
パートナーとして本気でプロポーズしたはずなのだ。

それだけの職人の技術の集合体、ピアノ。
これも日本のベスト・オブ・プライド。


例えば彼、沢田蒼梧さん
SHIGERU KAWAIのフルサイズは逸品中の逸品


コンクールはお祭り。
街も賑わい華やぐ。

ピアノを弾き始めた人なら
誰しも憧れを持つ曲がある。

その多くがショパンの曲だったりする。
ショパン無しに決してピアノは語れない。

コンクールはまだまだ続きます。

一緒にこのコーフンを味わいませんか?

 

2021年10月3日日曜日

神様がやって来た


我が家に神様がやって来ました〜!

みてみて〜!

伊勢神宮でお札を頂いた時
そうだ、神棚があってもいいと思って
一番ミニサイズを求めました。
大切にドイツまで持って帰って来たんだよー。




洋風の暖炉にもしっくりくる。
もうすぐ暖炉に火を入れるから
そしたらお引越ししていただきます。

綾ちゃんが小さい頃から父と母は朝一番に
神棚を綺麗にして手を合わせるのが習慣だった。

特定の神様ではなく、そこここに宿っているであろう
小さなスピリットのようなものに
(日本語では八百万の神様と言いますね)
そして私たちを見守るご先祖さまに。

今日の無事を、平和を祈って感謝してた。


なんとなくだけど
お祈りの場所があると家の中の空気が
清浄に感じられるのが不思議だ。

天照の大神様もまさかドイツに連れてこられるなんて
思ってなかっただろうな。