2014年7月31日木曜日

補助保険会社の逆襲ってアリ?

     



        ということで綾ちゃんは歯の治療費用として約6000x10%=600ユーロの
   お支払をした。うっ。やっぱりいざ支払いとなると大きいなあ。



    そんなこんなで年を越したら今度は保険会社の方から新年の挨拶と
  ともに2014年から月額料金値上げのお知らせがやって来た。
  ほら言わんこっちゃない。しかも20ユーロも!これってやっぱり
  綾ちゃんがかなり使ったせい?



        保険会社の逆襲!!アリか〜!?




    なんだか私費保険だの補助保険だのって加入しない方が
   いいんじゃないかって気がだんだんして来た。
   だって医者は医者で「他人様のお財布だから」的な理由で
   たかろうとするし保険会社は保険会社でそっちがそう出るならと
   もっともっとと加入者から一方的に搾り取ろうとする。




    結局、患者が馬鹿を似る羽目に陥っている。



    自然療法の方の補助保険は加入時の年齢で月額が決まり
   これはこのまま定額だ。うちの息子など月々10ユーロ程度
   しか払っていないが2年で最高4000ユーロまで90%還付
   となる。このくらいお得感があるといいんだけど。



    まあ、そううまくはいかないね。










きゃあ!!こわーい!これも美大の出し物。
真っ黒な部屋に入っていくと
お化け屋敷みたいでした。



2014年7月30日水曜日

どこかに拝金主義を棄てた自然療法医はいないのか?

     



        どこかに「マトモな」金銭感覚を持った医者はいないのか?



     今回は歯科だったけれど歯科医はほぼプライベート医と
    構造が同じなのでここでは同等に扱うけれど。
    


     
           分かりやすくてフェアで許容範囲内の額の請求書を書く医者、
    という意味だ。どの金額を許容範囲と呼ぶかは人それぞれだと思うけど、
    それでも一回の治療で百万円以上は「異常事態」に間違いない。





              そして今回もまた、ふと、気付くと綾ちゃんは一番身近にいるうちの
   ドクターが結局一番「マトモ」に見えるところに戻ってきて改めて
   驚いたりする。


    またいつか別の機会に説明するけれどドイツにも自然療法を行う
   保険医がいる。彼らの存在を度外視して話を進めているのには訳がある。
   彼らは全くもって自然療法など行ってはいないし行える訳もない社会構造に
   なっているからだ。正しい意味で自然療法を行えるのはプライベート医と
   自然療法家のみ、というのがほぼ現在の実情だ。
   今は話題をプライベート医に限っておきます。




               医者は結局、患者を見ていない。患者の後ろに輝く「お財布」に眼が眩んで
   馬脚をあらわす。



                    残念、無念。ザンダー先生。



                あううん!綾ちゃんのクラークゲーブルなのにい!




              と、ショックを受けて落ち込んでいたら結局、その次の治療は受けず
   仕舞い。そうこうするうち湿疹事件が起こりそれどころではなくなって
   しまうのだった。



             

ミュンヒェン美大の展覧会にやってきました。
これは「魔王」と言うタイトルがついていた。
ようわからん。
布を針金でぐるぐる巻いただけじゃないのか?



これはね、ビーカーの中身がうようよ動いて
気持ち悪かった。



2014年7月29日火曜日

群れにタカる狼のごとき医者たち




                これは2000が200でも額としては大きい。



           一億円分買って20万円オマケしてもらったんじゃないんだ。
    8000のうち2000のおまけなんて、アリ???



           綾ちゃんがコメントしなければザンダー先生、しれっと8000ユーロの
   儲けになっていた訳で、一体歯医者の計算書って何がどうなっているのやら。




            ただひとつ、はっきり解っていることは、綾ちゃんさんがザンダー先生に
   補助保険の契約書を見せたから、カバーの限度額いっぱいいっぱいの請求書が
   来たってことなんだ。綾ちゃんの治療にかかった原価から計算書が
   たてられた訳ではない、ということ。



                          これは「タカり」だ。





                そして、今となってはこれがこの業界の「通常」なのだと綾ちゃんも
   気づいている。


              やれやれだ。




ここはミュンヒェン美術アカデミー
美大だね。
カンデインスキーもクレーもマルクも
レーンバッハもみんなここの出身



2014年7月28日月曜日

2000ユーロの割引







         綾ちゃんの補助保険はこの時点で一年に8000ユーロを
       限度額として90%還付が受けられる。





         まあ、ここまできっちり月額払って来たし。この保険会社は
       主人の元同僚の人で「このテ」のことにキビシイ方に推薦して
       もらった。8000X90%=7200ユーロ出してもらって
       800ユーロ自腹か。800ユーロだって家計を預かる綾ちゃんには
       大金だけどなんとかなるか、一回ぽっきりならね。





        でもやっぱ、すごいな、歯医者さんって。
       お向かいで働く綾ちゃん、うちのドクターの請求書も
       たいがいお高いと思っていたけれどここまで高くははない。





        なんとか支払いが出来そうなので治療を受けれた。
       結果は以前かいたとおり、ザンダー先生、アシスタントの方、
       共に腕は確かだった。




        ところでここに誤解があった。ザンダー先生の請求額は
       歯の詰め物治療のみで8000ユーロ。
       えっと、事前の説明と見積もりは詰め物に5000ユーロ
       それからその後の歯肉治療で3000ユーロじゃなかった
       ですっけ?
       ありゃりゃ、詰め物素材を選ぶ時に先走って高い素材を
       注文しちゃったんだ。こっちで先に限度額全部使い切って
       しまっちゃったね。





        ということは今年は歯肉治療の方は見合わせってことに
       なっちゃいますね。




         綾ちゃんがそう言うとザンダー先生すかさず


          『ちょっと待ってて。請求書書き直して来るから。』




         って。???





         ものの10分もせぬうち先生再び登場。





           『ハイ、吉岡さん。詰め物治療、割引してあげたよ。
           これで歯肉治療も出来るでしょう。そっちは
           2000ユーロにおまけしてあげるね。』






          あっさり、請求書の額を6000ユーロにまで割引して
         持って来てくれた。







           2000ユーロの割引一瞬で




             どういうこと?






綾ちゃんお奨めの今日の一曲
オイストラフ カルテット
ベートーベン弦楽四重奏 4番1楽章 op.18



2014年7月27日日曜日

見積り承認


            何だか保険というのはとことん煩雑に出来ていて、ザンダー先生の出した
   見積りを先ずは公的保険会社に送り、カバー額を決めてもらう。この書類が
   ややこしくて複雑な計算とサインの山。承認証明(こんな苦労して支払い額は
   たいてい100ユーロ前後)が出たら残金をカバーしてもらうためにこれをこんどは
   補助保険会社に送る。そして、今回のケースだといくら補助額が出るかお伺いを
   たてるのだ。




                お伺いって、うう、お客はこっちだあ!なのに、なぜ、いちいち
   お役所仕事お!




    まあいいや。仕方がない。とにかく定められた通りに歯を食いしばって
   みる。
   





前からみるとライオンさんたちは
なかなか躍動的。




2014年7月25日金曜日

歯医者の見積り(の話に戻ります)





                     コンクールとサッカーに話を逸らしてしまい、すっかり忘れてし
       まいましたが歯医者の支払いに話題を戻しましょう。





                 え~っと、歯医者に行ったら治療の見積りが8000ユーロ
        (約100万円、以上か?)って言われたってとこまでだったよね。




       んで、綾ちゃん、ザンダー先生に補助保険の契約条項欄を見せたわけ。



       そしたら先生、いいじゃない、いいじゃないって喜んで(この行為は
      失敗だったと後に悔やむことになる)ほいほい見積書を書いて来た。


           

勝利の女神だけど後ろから見ると
ただのペットのお散歩に見える。
ライオンがペットってさすが女神だけど。




2014年7月24日木曜日

綾ちゃんの顰蹙なるサッカー解説




               おあ~!ワールドカップ優勝戦!その名に恥じぬ良勝負じゃあ!
              

           


            ドイツがチャンスを掴む。




                        『・ ・ ・ 外すよ。』


            今度は危機一髪!



                          『キーパーが捕っちゃうよ。』




             オマエの「お告げ」は要らんっちゅうにい!長男に「予告禁止令」を出す。




                 後半、とうとう念願の一点が入る!



               すると綾ちゃん、ふと、ドイツチームって強かったんだということを
   思い出し、接戦になればいいなって思い返して突然相手チームの応援に回る。
   軽薄この上ない。


                 『だいたいさああ、今のゴールで彼 、幾ら貰うと思ってんの。
      ゴールはずしゃあ、「クビ」だし彼らは文字通り「命懸け」の
      プロなわけ。それをいつまでもまわりも熱狂しちゃうのは
      あほくさいじゃない。』



                どこまでもテンション下げまくりの発言。だったら見るな。
   おっと、自分ツッコミしてまった。



                 子供も青ざめ、

               『ちょっとお、よその人がここにいたら気分ぶち壊しで怒っちゃうよ。』


              そうだな。それにしてもコトがサッカーになったとたん、
   なぜこんなに口が悪くなるんだろう。




                     ドイツ優勝。おめでとう!
                                     (む、無理矢理まとめた?)



2014年7月23日水曜日

タイムラグ




             とうとう優勝戦まで来ちゃったね、ドイツ。ここまで(綾ちゃん的に)
  楽勝ムードでやって来て、神の冒涜にも等しい杜撰な観戦(てしてたと
  言えるのか?)を続けていた綾ちゃんの心を入れ替える時が来たああ!





               子供たちもテスト期間終了!わざとらしいくらい出来すぎだあ!
              ということで家族みんなでサッカー観戦することになりました。




                 ちなみに我が家ではドイツテレビのケーブルを繋いでいません。
   接続ケーブルの場所にどどんとグランドピアノを置いている。
   テレビ画面はインターネットに接続されているのみ。普段ドイツの
   テレビ全然観ないから不自由無いんだ。で、どうやって観戦するのかと
   思っていたら、何とネットで実況中継を呼び出せるらしい。
   もはやテレビって何のために存在するのか判らない世界だな、
   ここまでくると。




          今夜の観戦に合わせて1日のスケジュールを立て万全の準備で
  テレビ前に集合。22時。試合直前に慌ててゴミ出ししたら表の道路に
  1台の車も走ってない。もちろん人っ子一人いない。凄まじい光景。




               ドイツ、頑張れ!って観戦始めたのに長男ったら携帯片手に何やら
  ぐちゃぐちゃ。おい、こんな時までツイッターかよ。いい加減にしろや、
  とどつきかかろうとすると長男。




              『始まったよ。試合。』



    へ?まだじゃん。何言ってんだか、って思ってたら次々に「予言」を
   行い始めた。しかもお告げは的中率百発百中!

               衛星放送って(だいたい、だけど)40秒くらい画像を送るのに
   かかるんだって。でね、何とツイッターの「つぶやき」の情報のほうが
   早いらしい。






勝利の門(ジーゲストア)後ろから




2014年7月22日火曜日

ワンサイドゲームだってライヴの醍醐味






           準決勝ドイツ対ブラジル戦。子供は当然観たがるけど、テストはまだ全部は
  終わっていない。まあ、週末近くだし大目にみるか。




             長男は醒めていて、




          『きっとドイツのワンサイドゲームだよ。主戦力欠いてるし。』




            へ~、そうなの。よく知ってるね。(と思った瞬間、背中からラジオ放送が
  流れてきて同じコメントをしていた。主戦力を欠いたブラジル、いかに
  戦うかってね。何だ、みんな知ってる基礎知識だったんだ。)



              夜になると子供はそわそわ。夕方のスーパーマーケットではビールと
  コーラとポテトチップスの売り上げがハンパない。みんな買い物カート一杯
  買ってた。おい、夕食後のテレビ観戦のお伴か?カロリー高過ぎるだろう、
  ドイツの人々よ!
                 試合が始まると(綾ちゃんはラジオをつけてブログを書いていた。)
  ものの5分も経たぬうち、ゴール!シュート!ははん、始まったね。
  はじめのうちこそドイツやったあ!と熱狂していたが長男(ていうか大方)の
  予測通りワンサイドゲームに。


               二男はラジオをつけっぱなしにしたまま眠り込んでしまった。ポテチン。
  おお、眠気を誘う試合とは!




               綾ちゃんの元にはフェースブック(FB)のお友達からメッセージ。
  音楽コンクール一位入賞おめでとうって、この人超サッカーファンじゃ
  なかったっけ。彼女にまで飽きられちゃあおしまいだね。

                そう言えば日本チームがコロンビアに1:4で負けた時、ファンサービスの
  無い最もつまらない試合って言って罵っている人がいたけど、一応、
  スポーツだからね。こんな試合もあるさ。これもライヴならでは。
  まわりが怒ったって仕様がない。





ミュンヒェンの目抜き通り
レオポルド通り



2014年7月19日土曜日

ママとしてのサッカー観戦指導






                W杯開催でドイツ国土は燃えに燃え、ドイツ試合の時間30分前くらいから
   町には人っ子一人いなくなる凄まじい光景だった。皆、テレビのある場所に
   大集合。こういうのは大勢で応援するのが楽しいからビアガーデンなんかは
   特設特大パネルなんて用意してゴールのたびに乾杯を交わしたりする。
   小さな居酒屋でもテレビは必須。商売繁盛、商売繁盛。




                綾ちゃんは、まあ、ドイツは強いしきっと最後らへんまで残るだろうから
   試合観戦は準決勝くらいからでいいやってのんびり構えてた。



               これは教育的配慮も兼ねている。この時期ドイツの学校は学年末テストの
   真っ最中。よそのママたちだってきっと苦労しているはず。
   W杯に浮き足だった世間や夫と子供の成績!



                綾ちゃんは8強戦まではラジオをONにするに留め、試合経過がよっぽど
   白熱してきたらテレビ観戦を(状況に応じて)考えようと思っていた。
   ら、ほらね、やっぱりドイツは強くってほいほい勝ち進んでいった。




          

2014年7月18日金曜日

サッカー応援となると日本に味方するドイツ人

       


               W杯だけはさすがの綾ちゃんも興味ある。
       日本が参戦するという要素が大きいのはもちろん。





               ちなみにW杯で日本戦の時、大抵のドイツ人は日本を応援してくれる。
   こういう時ってドイツ人の親日感情を改めて確認しちゃう。
   前回、なでしこジャパンが準決勝でドイツと戦った時も、ドイツが負けたのに
   人々は日本チームを暖かく認めてくれて優勝戦では日本を応援してくれた。
   普段日本とは何のコンタクトも持たない人々ですら意識下の親愛感を
   出してくれる。
            こういう時、日本人で良かったって思うな。(だからこそ原発事故を
   きっかけにした失墜は甚大だ。)


          
           






                みんな大好き国民的スポーツ、サッカー。ただ、綾ちゃんは「熱い」人、
   じゃあない。



                    子供はもちろん試合を観たがる。我が家にサッカーにまつわるものは
    何一つないが子供等は学校で強烈に感染させられてくるからだ。
    ドイツ最大のスーパーマーケットチェーンがレジでサッカーカードを
    ばらまきカード集めがクラスで流行る。選手名を学校の宿題より
    早く暗記してくる。



               まあ、いいか。日本戦は家族みんなで応援しよう!と言ってたら
    早々に敗退。予選だし日本戦だから学校でもそれほど話題に上らないうちに
    日本は消えてしまった。ううっ。


      一言ナマイキ言わせてもらうなら、日本が敗退した後、日本の
    マスコミはあまりにも「叩き過ぎ」だったと思うな。日本はもともと
    世界ランキング47位だったわけでここまで来れたのってかなり
    すごいことなんじゃないのかな。優勝、優勝って騒ぎすぎて引っ込み
    つかなくなっちゃった感をどこへ転嫁しよううかって雰囲気が
    ちょっと可哀想だったと思うな。




          

5ユーロお買い物すると一袋もらえます。







2014年7月17日木曜日

綾ちゃんとサッカーとのうす~いご縁

          



       ドイツに住んでいればいやがおうにも感染するサッカー熱。



            綾ちゃんは駐在の知人の方で三年も五年もドイツに住んでいるのに
  一度もオペラやコンサートに行ったことのない人に出逢うと大いに驚く。
  何ともったいない!




            そんなこと言う滞独20年以上の綾ちゃんがまだ一度も生のサッカー観戦を
  したことないというと人々はのけ反って驚く。



   一応、アリアンツ アレーナ見学会には日本人学校の父母会
  レクリエーションで行ったな、出来立てピカピカの時。VIP席やら
  バイエルンミュンヘンの控え室(入場口につながっていて壮観)
  特大のお風呂場とか面白かった。



                                  




                   アリアンツアレーナ見学とミュンヘン国立歌劇場見学は
     ミュンヘン観光でお薦めスポットです。




           
          




              そう言えば前回のワールドカップで日本チームがドイツにやって来た時
   親善試合があった。マルタ戦。総領事館のご招待で家族で行こうということに
   なったのだけど綾ちゃんは参加しなかった。家でのんびりくつろいでるほうが
   いいやって。FCバイエルンの試合も1、2度どっかの企業接待で招待
   されたっけ。これは行くにやぶさかではなかったけれど何だかんだで
   日にちが合わなかったり、行くと返事して楽しみにしていたら当日直前に
   招待主の企業が倒産(!!)したということもあったっけ。これは実話。



             つまりいずれにせよ綾ちゃんはサッカーとあまり(にも)ご縁がない。



2014年7月16日水曜日

生涯忘れ得ぬ演奏



               クララちゃん(本名)という名前だった。ピアニストだという
      お母様がきっとクララ シューマンにあやかってつけたんじゃ
      ないだろうか。彼女のピアノは幼い頃からばっちりプロ教育を
      受けてきた子だとすぐにわかる安定した音楽的にも
      完成度の高い演奏だった。



うちの子の右となりの青いドレスの女の子がクララちゃん


                綾ちゃんが彼女のピアノを誉めるとクララちゃん、




                    『ありがとうございます。私もこのコンクールのために頑張って
     きたから嬉しいです。でもでも本当はタローの演奏が一番です。
     こうして色んな人達の演奏を聴いていても心揺さぶられる演奏に
     出逢うことはないもの。音の響きも音色も演奏解釈も何もかも
     タローは群を抜いていた。ミスタッチなんて大したことじゃない。
     彼以上のピアニストはいなかったし私の中では彼こそ優勝者です。』




         
    いやあ、そこまで言ってくれるかい。嬉しいねえ。
    綾ちゃんは「精確に弾く」ことはものすごく重要なことだと
    思ってるからそこまで仕上げられなかったのは聴衆をがっかり
    させちゃうことにつながるからやっぱりだめだと思うんだけどね。



あとはいっぱい飲んで



お菓子も食べて(長男にもって帰った)




ごはんもたらふく食べました。



とにかく楽しい夜でした!



2014年7月15日火曜日

再会





               各部門、各年齢グループから沢山の一位入賞者が
     我がバイエルン州から出ましたあ!









             みんなめちゃくちゃ上手!!!スゴいね。目をつぶって聞けば
    大人のプロ演奏みたい。年齢は全然関係ない。



             



                                その中に一人 ・ ・ ・。

                       あれれえええ~!?


                  あの娘、「あの時」の女の子じゃない!




              何と、全国大会の会場でうちの長男の演奏を聴いてわんわん泣いてた、
   あの時の女の子だ!!

              13歳だって。自分は一位入賞していたんだ!スゴく上手な演奏じゃない!
   あの時は帰りの電車の時間を気にしてたし名前すら聞いていなかった。
   きっともう会うことはないだろうと思っていたのに、同じバイエルン州
   だったんだ!
   自分はこんなに上手でしかもこんなに可愛い娘なのにうちの息子の音楽に
   感動してくれたんだあ!






                  コンサートが終わって二男が私のところへやって来た。
    今日の表彰式はごはんもいっぱい!!よし、食べよう!



         



               すると二男、





                   『さっき、楽屋でピアノの女の子に話かけられちゃったよ。
       ねえ、あなた、ピアノを弾いてる双子のお兄さんがいない?』って。
       何で双子なんだ、こんなに似てない兄弟なのに、って息子はぷんぷん。




              えええ~?向こうも気付いてくれたんだ!ええっと。どこにいるんだろう。
   話かけたいな。





2014年7月14日月曜日

表彰式



         一昨日7月11日(金)は先だって行われたドイツ青少年音楽コンクール全国大会
  一位入賞者の表彰式でした。

        



バイエルン放送局の第一スタジオが会場です。



おお。受付に表彰式と書かれている。



控えの間に入るとドリンクサービスが 
思わずゼクトを手に取る。



放送局だから録音セットもばっちり。
ちなみに子供たちは本番3時間前からスタジオ入りして
先に放送用のマイクテストをやっています。
うちの子はテルツ少年合唱団時代にここで録音したことがあるので
勝手はわかっているようです。


本人によれば全国大会本番よりも良い出来だった
そうです。それはすごい!


2014年7月13日日曜日

見積り





            アマルガムとプラスチックは公的保険摘要。でも5年ほどしかもたない。




             さあ、あなたの「歯」は金でできた斧か銀でできた斧か、それとも??




         ええ~っとね、とソロバン勘定を始めるザンダー先生。大体今回の治療で
  5000ユーロくらい、歯肉の治療に3000ユーロくらいかかるかなあ?
  ヨシオカさんの保険ってどうなってます?



                   どひゃひゃひゃひゃあ~!!!



         8000ユーロ(約100万円)!???






           そんなの無理です無理です無理ですってば!大体私のお給料いくらだと
  思ってるんですか?ザンダー先生ってばご自分だってアシスタント持って
  らっしゃってお給料支払ってるくせにい~!







           っと、そうだった、そうだった、こういう時のために補助保険に
  入ってたんだった。





            とりあえず綾ちゃん、補助保険の契約書のコピーを取り出して
  ザンダー先生に見せた。大体の条件は理解しているが細かいところは
  ぐちゃぐちゃいっぱい書いてあるのでとりあえず先生に見せちゃったほうが
  話が早い。



                      先生、どんなもんですかね?




これはミュンヒェン中央駅ほど近く
バイエルン放送局



2014年7月12日土曜日

手先の器用さが命の歯医者






               とか何とか否定的なコメントを出したが、ザンダー先生、腕は良かった!



               先生ご本人もそうだけどアシスタントのお姉さんがめちゃくちゃ上手で
    しかも丁寧だった。



               わかると思うけど歯医者って、あの、ぎ~んって音を聞いただけで
    気を失いそうになるでしょ?アシスタントの彼女は極力ぎ~んの機械を
    使わず丁寧に歯石を落としてくれた。


               ザンダー先生の治療もとても手際良くほとんど痛みも感じさせず
    行って下さった。これまでの綾ちゃんの長い歯科行脚の歴史上
    ベスト3位内にランキングしちゃうかも。




                 診断そのものには綾ちゃん、決して高得点をつけられないけれど、
    ここは患者さんによって大きく評価の分かれるところ。
    治療がここまで上手なら他人にもお勧めできるかも知れない。




                だけどやっぱり言われちゃったな。詰め物を全部掘っくり返すって。



                 若い頃の虫歯の治療痕、歯医者に行く度に話題にされて、
   中々反ぼく出来ない。で、今回しぶしぶ承諾してしまった。
            詰め物取り替え工事。



おやおや、ここはどこでしょう?




2014年7月10日木曜日

現代歯科治療に「黄帝内経」の思想を持ち出して良いものか?





   漢方 • 中医学の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」によれば




    強い毒性を持つ薬は病の6割を除去するがそれ以上服用しては
    ならない。中程度の毒を持つ薬は病の7割を除去するが
    それ以上服用してはならない。弱い毒性を持つ薬は病の8割を
    除去するがそれ以上服用してはならない。毒性のない薬でも
    病の9割を除去するがそれ以上服用してはならない。
    それ以後は、穀物 • 肉類 • 果実 • 野菜などを食べる
    ことによって気を整え養って、正常な気を回復させ、邪気を
    すっかり取り除いていく。




    と出ている、らしい。(五常政大論篇)いや、綾ちゃんが
    オリジナルにあたった訳じゃないんだけどね。参考書からの
    知識。





     今、現在の話題は歯科治療な訳で、上の記述はずいぶん
    論点がずれているのは承知の上なんだけれど「本質的な思想」の
    上で一脈通じるものを感じる訳。




     自然療法をずっとやって来て色んな西洋医学のケースを
    タテやらナナメから見て来た綾ちゃんんも正直、歯医者さんに
    楯つくのは難しいものがあるんだ。




     だって、虫歯や歯槽膿漏が「自然治癒力」で治る話は聞かないから。




     だけどどこからどこまでが医療過誤だったり金儲けのいじくり
    回しなのかとか、つまりは「誰のために」治療が行われているのか
    見極めなければならないし、先端医療が後に思わぬ副作用を生んだり
    医療事故が出たり(そして取り返しのつかない事態に陥ったり)する
    訳だから慎重に行かなければならない。




     上に挙げた「黄帝内経」は医療の本質を明快に表した思想に
    他ならない。 





        






2014年7月9日水曜日

「徹底的な」治療は悪いこと?

          



      実はザンダー先生にかかる少し前、家の近くの歯科に行ってみた。
    子供たちの利便を考えてのこと。





             うちの子たちは丈夫な歯の持ち主だから「斥候」として
    下見させるには良い(!?)のさ。




     そこはいいカンジのおじいさん医者で腕も悪くなさそう。
    子供たちを半年に一度検診に通わせるのはノープロブレムみたい。



     んで、ついでに綾ちゃんも診てもらったら、奥のほうの歯を
    一本抜くべきだって言われちゃったんだ。



 
            もちろん綾ちゃんは抜歯なんてヤだからセカンドオピニオンを
    探している最中でもある。さあ、ザンダー先生のお見立てはいかに?




               結論から言うとザンダー先生は綾ちゃん的にはどっちかと言うと
    「お薦め出来ない」種類の医者だった。「最新の機材」ちゅうのがどうもなあ。    レントゲンはまあ、マストとしても(極力避けねばならないのは道理だが)
    コンピューター解析虫歯予備軍まで全て洗い出しひとつ残らず
    「治療」しようとする。


               「悪い、又は悪そうな部分は徹底的に治療しようとする」のは
     過剰医療につながり決して誉めらるべきこととは言えないのだ





         。
おお珍しい!        

綾ちゃんケーキ買いました。
イチゴのケーキ美味しかった!

2014年7月8日火曜日

地獄の沙汰も補助保険

              


                           ザンダー先生は男前。




                 素敵なロマンスグレーの紳士。往年のクラーク ゲーブルを彷彿とさせる
   容貌。穏やかな物腰と口調。もろ綾ちゃんタイプ。



    パーフェクトに磨き抜かれた室内に燦然と輝く機器類。



             いやあ、お向かいさんに足を踏み入れただけでこうも印象が違うとは。
  綾ちゃんが普段から感心していることには、このザンダー先生、
  朝方時々鉢合わせることがあるのだけれど、マイカー通勤で毎朝計ったように
  同じ時間にやって来る。おそらく彼の病院で一番早く。



          綾ちゃんが朝イチで郵便小包などお届けにあがるとたくさんのスタッフ
  (ドクター一人にスタッフが6人くらいいる)を指揮して室内の朝の掃除を
  させている。掃除夫は別にいるのだが朝の最終チェックで細かいところまで
  ぴかぴかに磨きあげている。さすがドイツ人!



                       うちと何という違い!!



         うちはというとドクターは時間にアバウトで室内も雑然。
  いつも綾ちゃん一人であたふたしている。お掃除は掃除夫のケックさん
  (とっても気のいいギリシア人)がやって下さるけど彼女一人に任せっぱなし。
  もちろん彼女はパーフェクトにお掃除して下さるけどね。でも細かい道具類は
  やっぱり実際に使用するスタッフでないと行き届かない。




              そう言えばお向かいには前任のカリンさん(仮名)も通っていたんだって。
   で、満足してるっておっしゃってたって。ほっ。ちょっと安心。



           歯の補助保険には既に加入済みだ。歯科の請求書に関する恐ろしいホラー話も
  山ほど聞いている。綾ちゃんはこれまで歯医者にはせいぜい数万円しか
  払ったことがないけれど綾ちゃんの回りには数十万円、数百万円レベルの
  請求書がきた知人がいっぱいいる。今どきはPZR(プロフェッショナル口腔清掃?
  日本語で何て言うの?)もマストになりつつあり、これも馬鹿にならない。
  一回一万円じゃ済まないよね。




           地獄の沙汰も補助保険。これで高額請求に怯えることもない!?



         

この、この、この、写真、似てます。



                

2014年7月7日月曜日

かくして綾ちゃんは • • •






       かくして綾ちゃんはお向かいのザンダー先生(仮名)の
      患者になった。




       それまで通っていた年寄りの先生はダントツに良い歯医者だったのだ
      けれど(綾ちゃんの「良い歯医者条件」を全て満たした満点歯医者!)
      65歳を機に定年になってしまわれた。後任の若いチェコ人の医者夫婦に
      診てもらっていたけれどそこそこでまあいいか、と言う感じだった。
      綾ちゃんの「そこそこまあいいか」の評価は実はかなり「高得点」を
      意味している。なんたって「歯」の運命がかかって
      いるのだから背に腹は替えられない。




       だが仕事と家庭の両立はキビシイ。「家庭」をどのくらい「丁寧に」
      ケアするか、「仕事」をどれくらい綿密に行うか、働く女性なら
      誰しも一瞬、一瞬が「勝負」なのだ。




       綾ちゃんにとっては歯医者に通う時間捻出がどうしても難しかった。
      いや、医者選びにキビシイ綾ちゃんにとってはあの若夫婦が
      それだけの時間のロスに見合う価値のある治療だと思えなかった
      というだけのことかもしれない。ぐだぐだ書き連ねてしまったけれど。





       とにかくうちの職場の向かいは歯医者なのだ。試してみない
      テはない。誰からの推薦もないけれど。







                                 










2014年7月5日土曜日

あ、あごが疲れる!?





       ドイツの歯科治療が日本と一番異なる点と言えば
      「一気に」終わってしまう点だ。
      日本のように少しずつ治療して負担を分散させようなんて
      ことはない。




       だからとにかくあごが疲れる。
      口をあんぐり開けてる時間が長いのだ。





       あと、日本の方が「口ゆすぎ」をこまめに取るから
      小休止のタイミングも多い。





       治療の時にぐぐっと集中して力技を繰り広げられられるので
      大抵歯医者の後はぐったり寝込んでしまうこともしばしばだ。
      (子供の話だと矯正歯科もかなりひどいようだ。)




        歯の治療、点検をほっぽらかしていざトラブルが起こったら
       週末だったりして救急歯科にお世話になると大抵そういうことが
       起こる。






         とにかく歯医者こそ綿密なリサーチが必要だ。
        手先が器用で理解ある親切な歯医者!






          そして綾ちゃんの経験ではこの「口コミ」は日本人のもの
         しか採用してはならないことがはっきりしている。
          





              『僕は良いと思ったなあ。』 





             『彼は全体学的に診てくれて最高!』




           などとドイツ人の意見を決して真に受けてはならない。
           これらの勧めに従った結果はことごとく全敗だ。
           とにかく彼らは我々と感性のどこかが決定的に違うのだ。





            お陰さまでこれまで綾ちゃんは口コミネットワークを
           生かして大体のところ腕の良い歯科医にかかってきた。




            ところが今の仕事に就いてからというもの
           そう言う訳ににはいかなくなってきた。



             



               


                                                        エムフロザジ カルテット 
          メンデルスゾーン ストリンングカルテットop.44
第一楽章、第2楽章
                                         録音が悪くて立体的な音の響きが伝わりませんね。
          残念!アウグスブルク  モーツアルト祭2014にて










             

2014年7月4日金曜日

まだまだ続くよ。請求書。

                


      今度はお向かいの歯医者さんの話をしよう。


               海外旅行で歯のトラブルほど恐ろしいものはない!




            と知覚過敏症の綾ちゃんは恐れていた。ずうっ〜と。ドイツの医療技術は
  高いとはドイいえドイツ人一人ひとりは明らかに「不器用」な人(!)が多く
  (不器用な歯医者!何と恐ろしい響きだろう!)綾ちゃんの日本人仲間の間でも
  恐怖の逸話には枚挙に暇がない。




            ドイツの美容院も同じように恐ろしいものだが歯医者と美容院では
  悲劇のレベルが違うのは自明だ。



                かくして(それでなくても医者選びにウルサイ)綾ちゃんはいつもより
  さらに神経質に歯科医の選定を行ってきた。まあ、そこはドイツだから
  探せば良い医者はいる。



             ここでいう「良い歯科医」とは


        ①   がりがり「力業(ちからわざ)で」治療しない。
        ②   患者の話、希望をきちんと聞く。
        ③  やたらと「抜き」たがらない。
        ④  「全部」治療しようとしない。


         ④に関しては あれれ?と思われる方がいらっしゃるかもしれない。
  が、これは決定的に重要なポイントだ。むしろここで医者の「良心」が決定する。


           この話題は後に譲るとしてまずもって大事なことは①である。






                     FBで永松昌泰先生(ハーネマンアカデミー学長)が
         この映画をお奨めしていました。素晴らしそう。楽しみですね。





2014年7月3日木曜日

ジャパンクラシックへのお誘い





      7月6日(日) ミュンヘンのガクタイク小ホールにて素晴らしいコンサートが行われます。


                      



Japan Klassik

           

SO, 6.7.14 / 19:00 UHR / KLEINER KONZERTSAAL
€ 20,–; ERM. € 15,–

        Bach のドッペルコンチェルト、 Haydnのフルートとオーボエのための
       コンチェルトその他です。

           ピアニストのノイベルトさんは音大にお勤めの方ですがうちの長男が
    大きな本番のあるときにはピアノを見てもらったりと何かとお世話になっております。     でも本当はママ友でなければ「雲の上の人」的存在の素晴らしいピアニストです。


       そのノイベルトさんが誉めちぎるフルーティストの上野さんとは一体どんなにすごい
   方かと思いきやYouTubeにいっぱいでてました。カルメンとかすごいですね。
 確かにこれは天才かも。ものすごく美しい音色ですね。



       



          オーボエの町田さんもなんだかんだでお会いしたことが
         あります。とにかく才能と才能のぶつかり合い。



          すごいコンサートになりそうです。



          皆様お誘い合わせの上どうぞ!









      




       



2014年7月2日水曜日

そしてその請求書は???





                   さてご覧あれ。








           これが後日送られてきた請求書、実物。お値段はユリさんのおっしゃった通り
  随分お安くしてもらっている。


                が、内容的には「度肝を抜く」レベルだ。白線上部にご注目。
  Akupunkturというのは鍼 、Injektionとは「注射」を意味する、
  しかも静脈、皮下それぞれ。
  あとカイロプラクテイックの施術も受けたことになっている。



                 もちろん綾ちゃんがこの請求書の「からくり」を理解してのことと合意に
  基づいている訳だが、それにしてもスゴイ。



     綾ちゃんの受けたオステオパシーの施術のみでは15ユーロ40セント
  しか請求できないことになっている。 




                  もし、綾ちゃんが



   『治療内容と請求内容が違う!この中で実際に受けた施術分のみ支払います!』



  と言い張ったら通ってしまいそうだ。だって鍼も注射も「治療目的の傷害行為」
  な訳だから証拠も残りやすいしね。



          どうなんだろう?


             殆ど告発文になってしまったがこのテーマはいつか何らかの形でメスが
  入っていくのかも知れない。どこが?どんな形で?



                 楽しみにしていよう。



2014年7月1日火曜日

オステオパシー体験




           意外(!)にもユリさんは腕のよいオステオパスだった。彼の診療所は
    何人かの自然療法家と共同でシュワービングと呼ばれる大学地区の一角に
    ある素敵な建物だったりして好印象。



           患者としての彼は弱々しく脆弱のオーラを放ちまくっていて実は
    ちょびっと心配していた綾ちゃんだったが仕事の場ではキリリとして
    信頼できる頼もしい治療家だった。



             綾ちゃんはユリさんの指示に従って立ったり歩いたり簡単な体操ポーズを
   とる。問診、触診等の後、ユリさんの診断は「異常なし」。
   むしろ綾ちゃんの年齢に比して綾ちゃんの骨年齢、筋肉の状態どれも
   10歳分以上若々しいですって!ひゃっほ~い!



            日本でいう整骨、でもずっとソフトな施術を行う。腰骨をよいしょ。
    背骨を何回か親指でぎゅうう!おお、気持ちいいぞう!


           さて一時間ほどの後、うわわわああ。身体が軽~い!
    ほんの僅かにあった身体の「歪み」を矯正してくれたんだって。
    しかもよくあるように「次の予約」「次の予約」ってせっつかない。
    先ずはこのまま様子を見ようってさ。170ユーロで辛い腰痛その他が
    治るならこれはお安いものかもしれない。



             もちろん綾ちゃんは元々健康な訳だからすぐに効果が現れたんだけど
    必ずしも誰にでも効くわけではない。うちの患者さんでも
    「オステオパシーに半年通ったけど全く治らなくって」とぼやく方も
    結構いらっしゃるしね。難しいもんだ。





おお、田舎町!突然近所に馬が現れた!
誰か近所で乗馬してたんだね。