2014年7月8日火曜日

地獄の沙汰も補助保険

              


                           ザンダー先生は男前。




                 素敵なロマンスグレーの紳士。往年のクラーク ゲーブルを彷彿とさせる
   容貌。穏やかな物腰と口調。もろ綾ちゃんタイプ。



    パーフェクトに磨き抜かれた室内に燦然と輝く機器類。



             いやあ、お向かいさんに足を踏み入れただけでこうも印象が違うとは。
  綾ちゃんが普段から感心していることには、このザンダー先生、
  朝方時々鉢合わせることがあるのだけれど、マイカー通勤で毎朝計ったように
  同じ時間にやって来る。おそらく彼の病院で一番早く。



          綾ちゃんが朝イチで郵便小包などお届けにあがるとたくさんのスタッフ
  (ドクター一人にスタッフが6人くらいいる)を指揮して室内の朝の掃除を
  させている。掃除夫は別にいるのだが朝の最終チェックで細かいところまで
  ぴかぴかに磨きあげている。さすがドイツ人!



                       うちと何という違い!!



         うちはというとドクターは時間にアバウトで室内も雑然。
  いつも綾ちゃん一人であたふたしている。お掃除は掃除夫のケックさん
  (とっても気のいいギリシア人)がやって下さるけど彼女一人に任せっぱなし。
  もちろん彼女はパーフェクトにお掃除して下さるけどね。でも細かい道具類は
  やっぱり実際に使用するスタッフでないと行き届かない。




              そう言えばお向かいには前任のカリンさん(仮名)も通っていたんだって。
   で、満足してるっておっしゃってたって。ほっ。ちょっと安心。



           歯の補助保険には既に加入済みだ。歯科の請求書に関する恐ろしいホラー話も
  山ほど聞いている。綾ちゃんはこれまで歯医者にはせいぜい数万円しか
  払ったことがないけれど綾ちゃんの回りには数十万円、数百万円レベルの
  請求書がきた知人がいっぱいいる。今どきはPZR(プロフェッショナル口腔清掃?
  日本語で何て言うの?)もマストになりつつあり、これも馬鹿にならない。
  一回一万円じゃ済まないよね。




           地獄の沙汰も補助保険。これで高額請求に怯えることもない!?



         

この、この、この、写真、似てます。



                

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