2014年10月12日日曜日

薬膳教室への道

               



          お料理教室は無事終わった。




         お遊びの会としては楽しかったし色々不備はあったけどそのことが次回への
 反省を招いて結果として有意義だったように思う。


          お料理得意のドクター夫人がドイツ語の出来ないマイさんに代わって
 それぞれの食材を紹介した。これはビタミンが豊富で疲れたときにいいとか
 こっちは血液をさらさらにする働きがあるとか。



           でもそれって「普通」の健康食知識だなや。わざわざうちの病院でなくても
  ちょっとお料理に詳しい人ならドイツ人、誰でも知っているしね。
  やっぱここは薬膳でしょ、薬膳。


           綾ちゃんがそう言うと、奥様は困った顔して


      『あ〜あ、薬膳って五行(「易経」)の土 • 水 • 金とか
      で食材を全部辛とか甘とかに証に合わせてマッチングするんで
      しょう?あれは私説明出来ないわ。これから勉強しなくっちゃ。』



  とおっしゃった。えええええ〜???



   綾ちゃん、ひっくり返っちゃった。だって漢方の薬草学のプロなのに。


   多分、「キチンとは」出来ないって意味だと思うんだけど奥様は
  薬膳を体系的に勉強したことはないんだって。




       『そうそう、うちの奥さんには無理だよ。
       吉岡さん、あなた、ひとつ、やってみないかね。
       もうずいぶん勉強も進んだことだろう?』



    ドクターが急に私にフッて来た。



         「薬膳教室」への道を。



       


オクトーバーフェスト
今年は行きませんでした。






            

2014年10月11日土曜日

カボチャ ・ 苦瓜 ・ オクラ

                     


                   「お料理教室」はゆる~い雰囲気でほのぼのととりおこなわれた。





                   牛乳や生クリームなど乳製品を使わないマイさん流カボチャの
                ポタージュは以前から好評でレシピを教えて欲しいとリクエスト
                Nr.1だった人気メニューだ。


             





                         その他、最近、ここドイツでは珍しい二つの食材、オクラと
     苦瓜を紹介。特に苦瓜は漢方薬の材料にも名を連ねる立派な
     「お薬」でもある。薬膳における「苦」の代表的食材だ。
     アジアショップで手に入る。トルコショップの方が安いけどね。


            




                          オクラは中華料理ではあまり登場しない。本来、ドクターも
     奥様もこの野菜をご存知なかった。
     こちらではオクラと言えばインド料理でカレー好きのドイツ人なんかは
     インドのお野菜として知っている。トルコでもよく食べるらしく
     (どうやって?)トルコ人は「オオ!オクウラア!」なんて
     大仰に叫んだりする。マイさんも近所のトルコの八百屋さんから
     安くてきれいなオクラを買ってくるもの。
     (日本食料品店だと綺麗にパックに入って10個くらいで驚くほど
     高額のシール付きでで冷蔵庫に並んでいらっしゃる。)


          



             綾ちゃんはオクラってジャパニーズのお野菜だと単純に考えていた。
    いやはや、インターナショナルだったね。




2014年10月10日金曜日

「病院らしい?」お料理教室

        


         今日の献立
                        カボチャのポタージュ 中華風
                         オクラと海老の炒めもの
                         苦瓜と卵炒め
                         ご飯
                          果物(梨、その他)




                 あまりにも行き当たりばったりなドクターたちのために綾ちゃん、
   またしても大活躍。ていうかもはやノルマだな、ここまで来ると。
   お献立表を作成いたしました。



                  やるんだったらちゃんとやりましょう、ちゃんと。
   ここは中華料理屋じゃあないんですから。漢方、中医学、
   つまり薬膳ですってば!少なくとも参加者は食膳の基本的な知識を
   求めていると思います!
                   そう主張して最低限の資料を作ってあげた。献立にレシピと
   食材の薬膳情報などを盛り込んむ。




                   ドクターはマイさんがお料理している脇でその様子を見学させれば
    それで「お料理教室」になる!!と思っていたらしい。
                    そんなのだめですよ、って主張して綾ちゃん、家からエプロンを
    持ってきたり皆で調理出来るように小型まな板や包丁などキッチン用具を
    買ってもらったりした。




                      そうして少しは「病院の」の催し物っぽい体裁が整えられていった。



         







           


                        

2014年10月8日水曜日

新分野開拓?

              



      で、いきなり「お料理教室」なるものを開催することになった。




                          ???????????



                 もう一度書く。「お料理教室」。なんで?なんで?解ったような、
   わからんような。



    だってここは病院。なんか、このフレーズ、これまで何度も繰り返し
   登場してきたな。いかにここが風変わりな場所かわかる。



                   『いやあ、お料理の彼女がね、やってもいいって言ってくれたんだよ。』



    いつもの無責任かつ無頓着な発言にたじろぐ綾ちゃん。
   ちょっと、ちょっと、ドクター、まあ、まずはお話しましょう。
  一体何をやろうとしているんですか?


              だってお料理のマイさん(仮名)はドイツ語がほとんどしゃべれない。
   何をどうやって、どんな目的でやるの? 


   
                だから、お料理教室。それ以下でもそれ以上でもない。
   患者さんたちがよく、中華料理のレシピを教えて下さいって言うから
   それじゃあ(どうせひまだし、、、おっと失言)やろうかって、、、。
   無料だって言うから、、、


                          まっ、お遊びの会ってことか。



大英博物館所蔵の甲冑



これは14世紀に作られたキトールという楽器
ヴァイオリンの原型と言われてるらしいけど
ギターのようにぼろんと鳴らすだけだったらしい。




この彫刻がすごい


2014年10月7日火曜日

更なる努力は続く

               


     たくさんの患者さんが協力して下さった。ありがたい。心強い。


     いやあ、こんな時に人望があるのかどうか判るね。
    中には「あのアシスタントの女性が(も、の間違いでした)素晴らしい!」
    と書き込みして下さった方もいた。いやっほう!




                   最初にネガテイヴな意見を書き込んだ人は
    おそらく自分の言いたいことを言ってすっきりしたのか
    反撃したりする訳でもなく(ね、だから多分、超悪質って訳じゃない)
    全体として目立たなくなった。



                     この件でこれ以上「被害」が広がるってことはないだろう。
    悪評価は残るけれどこれならさまざまな意見の中のひとつで
    フェアな感じがする。



                       でも、これで一件落着とはならない。閑散とした場に
    活気が戻る訳ではないからだ。


                        ぼやぼやしていても事態は好転しない。更なる努力が必要。

         さて、じゃ、これからどうする ?







この線は何かというと • • •



タワーブリッジの跳ね橋の切れ目!
写真がぼやけててゴメンナサイ



2014年10月5日日曜日

ネットに書かれた悪評に対抗する手段はあるのか?



                          書き込みされた中傷内容を削除してもらうのは難しいみたい。
      (ブログのコメント欄とかみたいに自分でコントロールできる
      ものではないからね。)



                           でも放っておくのは病院にとって死活問題となるわけだから
      何とかせねば、と頑張り出した。こういうとき頑張るのが奥様。
      内助の功というやつだ。頼りになるぞ、うん。



                           悪口の出てたサイトのアドレスをシールに印刷して
     病院の(ドクターの)名刺に張り付けた。そして患者さんに配って
     コメントをお願いする。



                             『もしもうちの治療にご満足いただけましたら、
       こちらのサイトに良い評判を書き込みしていただけますか?』



      ってね。正直に、実は最近こんな事があってって打ち明けた。



                   そしたら、よっしゃあ、任せとけって感じで協力を約束して下さる
      患者さんが何人も手を挙げて下さった。頼もし~い!



                    いいじゃん、いいじゃん!どうなることか。楽しみにしていよう。







ロンドン「わさび」のお弁当
エビチリだと思って買ったらチキンだった。
しかも激辛!!綾ちゃんショック!





息子はカツカレー&明太子おにぎり
おにぎりのごはんがイマイチだったって。
でも安くてがっつり食べれて満足、満足。

なんだかイギリスと思えない食事ばかりしてきましたね。


2014年10月3日金曜日

ネットの悪評




                この悪口を書き込みした人が誰かは判らない。が、綾ちゃんは
    うちで実際に治療を受けた患者さんだと思った。直感だけど。つまり、
    同業者の策謀とか中国人社会での揉め事とか無作為の暴力とかみたいな
    匂いは(綾ちゃんには)感じられなかった。




            『彼(ドクターよ)のにこにことした笑顔や親切は全て偽善だ!
     アイツは私腹を肥やすことにだけしか興味を持たないカネの亡者だ!
     騙されちゃあいけない!』



             こんな感じで罵倒は続く。騙されてはいけない  、
    あそこ(うちの病院のことよ)に行ったら酷い治療をされて
    にこにこ顔のドクターに意味もなく次々にたくさん予約を入れられて
    請求書を見たらあり得ないほど踏んだくられておしまい。ってな具合。



                  なあーるほど。綾ちゃんもこれまでの拙い人生経験から、世の中には
    よくぞここまでと感心するほどものごとをネガテイヴにしか見れない人が
    いるということは知っている。これを書いた人が本当にうちの患者さんで
    実際に起こったことをそんな風に受け取ったというのならば
    これは相当なひねくれ者ということになる。もちろん、
    彼(女)の病気は治らなかったに違いない。



                 結局、医者の評価なんてただの結果論に過ぎない。


           治ったか、治らなかったか。
                           シビアな世界だ。



                 


このカラスさんは写真では判らないけど
ものすごーく大きいんです。


ロンドン塔にご家族でお住まいです。



ここ。彼らがいなくなるときロンドンの街は滅びるという
言い伝えがあるんだって



塔内の展示室
サーベルの持ち主がわかりやすくて親しみが持てる。