2019年10月13日日曜日

曇天に頬杖をついて


              ああ、空がとっても低い!
    

     
あの建物の屋上に駆け上がって大きな大きなハシゴを空に架けよう!


そしたらどんより淀んで汚れた雲の裏側を垣間見ることが出来る。

 うす暗いベールに覆われた空の向こうに
んな愛おしい夢が隠されているのか覗き見出来る。




            オクトーバーフェストが終わったあとの
      10月と11月のこの空の色!誰も寄せ付けない空気の切れ味!




       或いは今という季節がこの国で最も美しい季節なのかもしれない。



      曇り空が美しいのは次に来たるべき季節への憧れを隠しているからだ。





     そこには人恋しい暖炉の暖かさに人を導く雲の息吹がある(北風と太陽!)。





        夕方になればこんな風に夢の中身を垣間見させてくれる。
               パステルカラーが艶っぽい。




                    真夏の果実 by URU


        曇天を眺めながらため息をついているかもしれないあなたへ。
                 この曲を贈ります。



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