その娘の名前はくみちゃん。
綾ちゃんの人生に決定的な影響を与えた友人の名だ。
私達は異なる中学に通う中学2年生でひょんなことから
共通の友人を介して「文通」をしていた。
メールもネットも無い時代のお話だ。昭和だね。
共通の友人を介して「文通」をしていた。
メールもネットも無い時代のお話だ。昭和だね。
普通に地味に中学生活を送っていた綾ちゃんにとって
くみちゃんのココロと告白はあまりにもオトナでカッコ良すぎた!
(実物の彼女は当時の綾ちゃんよりもっと大人しくて無口な娘だったらしい)
くみちゃんのココロと告白はあまりにもオトナでカッコ良すぎた!
(実物の彼女は当時の綾ちゃんよりもっと大人しくて無口な娘だったらしい)
『私は将来、世界中を渡り歩くキャリアウーマンになるの!
普通の奥さんにだけはならない!外交官とか国際弁護士とか同時通訳になりたい!』
綾ちゃんはといえば、なんとなく地元の学校を出て(英文科とか?)
普通に結婚して幸せな家庭を持ちたいとかささやかな夢見るヒトだった。
普通に結婚して幸せな家庭を持ちたいとかささやかな夢見るヒトだった。
幸せな家庭を持つことに価値が無いとは当時も今も1ミリも考えていない、が、
くみちゃんの燃える若さと比較すると綾ちゃんのココロザシはあまりにも
自分の力量に見切りをつけたものだった。
くみちゃんの燃える若さと比較すると綾ちゃんのココロザシはあまりにも
自分の力量に見切りをつけたものだった。
彼女がドイツ!ドイツ!と騒ぎ立てるのには一つ重大な書物があった。
その本の舞台であったのが、、、
この美しく由緒ある街
なかなか行き先を明かしませんね。ここどこでしょう?
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