お葬式の話題をもう一つ。
近い親族の葬儀に初めて出席した綾ちゃん。
知識としてはもちろん知っていたことだけれど
参加してみて改めて心に深く刻み込まれたことがある。
それはこの1日に親族が皆で集い皆で禁忌を行うのだ、ということだ。
北枕だとか立て箸だとか。でもやっぱり「箸渡し」が一番
ショッキングかな。お骨を皆で箸から箸へリレーして骨壷に納める。
そうだった。これこそが日常の禁忌の最たるものだったと、
そして親族皆で普段タブーとされている行為をすることへの畏怖。
ああ、今三途の川への扉が開かれたのだという恐れの気持ちが自然に湧いた。
こんな風に皆で三途の川へ送ってあげて「死」や「あの世」を身近に感じ
そして荘厳な気持ちで扉を閉める。「死」を敬い「生」を乞い願う。
そうか。そういうことだったんだ。
ところでこれは前々回、ルフトハンザが欠航した時のどんより風景です。
午前中から午後16時くらいまで延々待たされました。
その間もらった食料これだけ。トイレにも行かなかった。
とうとう飛んだ翌々日
羽田でひつまぶし食べちゃいました。
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