義母の葬儀は盛大だった。士族の家系の伝統に則った臨済宗の
お坊さんが三人もおいでになって般若波羅蜜多を唱えだした時には
感慨深かった。何十年も般若心経の写経を続けた義母を送るにふさわしい
荘厳な会だったと思う。合唱団「みづうみ」に最高齢で参加して
ドイツ語で第九を歌ったりしていた。たくさんの方々がお悔やみにおいでになった。
本当は葬儀を終えた後すぐに大阪へ戻るつもりだったのだけれど
急に思い立って始発の特急いずもに乗って博多へ里帰りした。
やっぱりチャンスを逃してはいけない。
会えるときに会っておこう。両親に。
黒田家別邸友泉亭 綾ちゃん実家から徒歩10分です。
ここは紅葉が見事です。
綾ちゃん実母は心臓が弱っていて10分も歩くと汗がだらだら
動悸もひどくてたくさんお散歩できない。お散歩だけが唯一の楽しみなのに。
時間をかけてゆっくりと紅葉を鑑賞してきました。
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