2015年12月30日水曜日

良いお年を、、、




改めて今年一年書き綴ったブログを読み返すと
まあいろいろあった年でした。相変わらずのドタバタ。



まあ、きっと来年も同じくドタバタなんだろうなあ。



みなさま良いお年をお迎えくださいませ。








マリエン広場地下のパン屋さんで見かけた。ヌードルサラダ?って
これはもしや?



スーパー ソバだと?ソバサラダかあ?
あはは、大晦日にいい塩梅かも!?



2015年12月28日月曜日

みんなでバースデー



日本ではみなさんクリスマスなんてとっくに過ぎて大晦日に向けて
慌ただしくしていることでしょう。

でもドイツではクリスマスは三ヶ日お休み。今年は日曜日もつながって
4連休。我が家は宗教色もなくただまったりして過ごしています。


かろうじてアドヴェンツクランツは作ったもののツリーは飾らなかった。
去年大きなツリーを購入して張り切ったら「なんでー?」と子供らに
呆れられ意欲を失ったため。


ドイツの家庭ではプレッツヒェンと呼ばれるクリスマスクッキーを
どこのご家庭でも目の色変えて作るものなんですけど綾ちゃんは作りません。
クッキー作りは労多くして益少ない。いただいてばっかりです。
でもシュトレンは毎年大量に作ってお歳暮代わりにみなさんに
配って回ります。これが大変喜ばれる。


それとは別に実は綾ちゃん一族?皆、この時期誕生日ラッシュなんですね。
11月末の綾ちゃんの誕生日に始まって綾ちゃん義母、母、姉、義父、父、
年を超えて長男、二男、綾ちゃん夫と数珠繋ぎであります。


大して娯楽もないこの時期、パーティー三昧というのも悪くない。
もちろんプレゼントもね。


親類は大抵食べ物を送ってくれることが多い。
子供達には現金。
でも時々素敵な贈り物もあって


ローラ アシュレイのエプロン。ドイツならこんなのいくらだって
あるんじゃないかなんて考えないで日本から送ってくれる心意気が
嬉しい。姉からいただきました。われわれ姉妹の好みです。



お菓子も日本のものはいちいち素敵ですねー。


ということで時間の出来た綾ちゃん、普段やらない大掃除を
腕まくりしてやっているクリスマスの日々でした。







2015年12月27日日曜日

カンデインスキー クレー展に行ってきましたー!




クリスマスとは思えない暖かな日差しの中、楽しみにしていた
カンデインスキー、クレー展に行ってきました。


綾ちゃん、クレーの大ファンです。


レーンバッハハウス


ケーニヒプラッツすぐそばです。




常設の「青い騎士」の画家たちのコレクションも圧巻です。



この人、パウル クレーさんですが、実は綾ちゃんの知人のドイツ人に
激似で笑っちゃいます。



ホールのシャンデリア

 

カンデインスキー 「サロメ」



マルク「青い馬」


などなどここまではレーンバッハハウス本館内の常設展。
これだけでもものすごいコレクションですが今回の特別展示は
ケーニヒプラッツ地下鉄駅構内のギャラリーに一堂に集められたお二方の
他の作品。もう、ファンには垂涎ものの逸品ばかりです。




クレー「船出」
綾ちゃん、クレーの作品では一番好きな作品です。ベルンの美術館に一度は
足を運ばねばと思いつめて未だ実現できずにいた矢先、夢が叶い大感激です。




「破壊された場所」


「大天使」



日本人の感性にピッタリくるのでしょうか、クレーのファンは
特に日本人に多いとよく聞きますがもちろんドイツ人も大好き。

ベルリンの国立美術館でため息をついた数々の名作にも再会できました。
ニューヨーク美術館やベルン美術館所蔵の作品などなど
たくさんの作品に出会うことができてもうこれ以上ないほど幸せです。


ヒットラーナチス時代に退廃芸術の烙印を押され、またその故
これほどまでにないほど愛好されたという特異な経緯を持つこれらの
作品たち。言論による圧力を加えられた人々による言語を使用しない叫びの
数々。クレーはその中でも特に色と音とのつながりが密だと言われていますが
絵を見ているだけで音やエネルギーが溢れて心をいっぱいにしてくれます。



1月24日まで特別展は開催されていますが
今年中にもう一度、今度は家族で訪れる予定です。



2015年12月26日土曜日

クリスマスに読む綾ちゃんオススメのドイツ文学



       クリスマスに綾ちゃんがオススメするドイツ文学の一冊は

                  これです。


アーダルベルト シュテイフター  「水晶」(「石さまざま」より)



ドイツ文学の至宝。



綾ちゃんがこれまでに出会った最も美しいドイツ文学の作品は
「青い花」、それから今日紹介する「水晶」です。
(綾ちゃんは昔カロッサの専門家だったのですが彼の「幼年時代」を加えた
3作品が綾ちゃん的にはドイツ文学三大ベストです。全部世間的には
マイナーだということは承知しています、、、が。)



ちなみに日本では公開されていませんがミュンヘンの誇る巨匠フィルスマイヤー
によって2009年に映画化されてもいます。








             


    少し現代っぽくした内容ですが大筋は原作をなぞっています。もちろん
   原作とは似て非なるものなのですが、これはこれで泣けちゃいます。
   綾ちゃんはロードショーを2回(一人で)見に行って、クライマックスのところで
   もう、監督の罠と分かっていてもドーッと滝のように涙が溢れて泣いて
   泣いて大泣きしてしまいました。DVDも買いました。




    むかしむかし、スイスの山岳地方で起きたクリスマスの小さな奇跡についての
   物語です。とても地味な筆致ですがスイスヨーロッパの自然の厳しさとそこから
   溢れ出る小さな喜びの数々が丁寧に綴られています。渋い一冊です。





              良いクリスマスをお過ごし下さい。








 



2015年12月25日金曜日

Silent Night 〜 聖なる夜に




        キリスト教とは無縁の環境で生まれ育った綾ちゃんが
       ドイツに長く住んでいて、少しでもこの時期のドイツのクリスマスの
       雰囲気に誠実であろうと考えて、独りで行っていることがある。






        それは、せめてこの時期だけでも真面目になって「平和」について
       考えたり語ろうと思っているということだ。






        今年はそのような意味ではとても考えることの大きな年だった。





        綾ちゃんにとっては(そして多くの日本人にとって)一月末の
       日本人人質事件の悲惨な結末が大きな波紋の引き金となりパリの
       惨劇までを震撼とともに過ごした一年だった。


        この問題については武田先生が綾ちゃんの言いたいことを見事に
       全部代弁してくださったのでもはや語るべき内容の無い状態だが
       ドイツの人々が全体としてではあるが実に理性的になって一つ一つの
       目の前の事実に対処している姿が印象的だ。



        先日、ドイツ人の友人のお宅にデイナーに招かれた。日本人である
       アヤコはどんな風にクリスマスを祝うの?と訊かれたので綾ちゃんは
       答えた。少なくとも綾ちゃんは祝うべき背景を持たないから平和に
       ついてひたすら考えることにしている、と。
       自然、現在のシリア問題について延々と話し合うこととなった。
       ドイツ人は本当に議論好きな人たちだ。そして気持ち良くスマートに
       意見交換を行うことができる。綾ちゃんの仲良しだからということも
       あるけれど彼らはほぼ綾ちゃんと同じ思考回路を持っていて、
       最終的に政治を語るために平和を語るためにきちんとした歴史の勉強を
       続けていくことが重要だ、というところに落ち着いた。




        世相を見渡すと大きな無力感に陥ることの多い私たちだが
       小さな明かりを灯すように生命を大事にしたり自分を守るような
       気持ちで他人の心の尊厳を尊重することを学んでいきたい。
       






                 メリークリスマス。




       今年を締めくくる綾ちゃんのイチ押しはもちろんURUさん。
                                     Silent Night



       

2015年12月24日木曜日

生きている人を損なう痛み






この夏読んだ「ソロモンの偽証」


映画は綾ちゃん的にはぶーです。ちょっと色々残念だった。



映画化されたりして話題になった宮部みゆき久々の大作からご存知の方も多いと思う。
この中で、謎の死を遂げた男の子のお母さんが全くの虚無に支配されてしまい
生きているお兄ちゃんを全く眼中に入れることができないという描写がある。
このケースだと母親は二男をそもそも偏愛していたという前段があるにはあるが
近親者の「死」があまりに重く本来今こそ大切にすべき周囲の「生きている」人を
損なってしまうことは割とよくあることで、職場でこういうケースを
耳にしたりすることもあるし実際知人にもこういう人がいる。
(その人はお子さんを亡くした後、そのショックが原因で離婚してしまった。)


夢の中で綾ちゃんが体験した絶望感も圧倒的な暗闇でそれはすっぽりと
綾ちゃんを包み隠しどこへも出口を見せないほど暴力的で強い力だった。
勉強になりました、では済まされないリアリティーだったんだ。



夢の続きを見るのが怖い。



綾ちゃんは自分の人生で不幸な体験というのをほとんどしたことがなくて
実際には打たれ弱いのだと思うけれど。
夢の中とはいえ、こんな風に生きている人を損なっていく痛みが
あるのだと思い知った出来事でした。






それはそうと今日は御用納め
ただ普通に家にかえるのが惜しくて寄り道。
カールス門のアイスリンクで一杯飲んだ。ら、思い切り酔っ払った。



ちなみに「死ぬ夢」というのは自分の場合も家族の場合も
夢占い的には大吉なのだそうです。






2015年12月23日水曜日

どちらが先に死んでいた?



        『ほらねー!判ったでしょう?僕にスマホを買ってあげるのが
     いかに重要なことかって。奈落の底から引き戻してあげたんだよ。』



              クリスマスプレゼントにスマホをとわあわあ言う息子は相変わらずしつこい。
   うるさい!お前に持たせるとゲームとアニメにチャットで一日終わってしまうわ。



              と口では言いつつ夢の余韻に未だ支配されている綾ちゃんは目にはいる
   息子の姿にうるうるしてしまう。今日このまま電器店に連れて行かれたら
   一番高級なスマホを買い与えてしまいそうだ。今日が日曜で本当に良かった。



               綾ちゃんが強烈な夢を見て、しかもそれをはっきりと覚えているというのは
   実に数年ぶりのことだと思うんだけど、夢を見ている最中、ショッキングな
   ことがいくつかあった。




               一つには、夢のただ中で気付いたんだけど、やっぱり綾ちゃんは続きものの
   夢を見ていたのだ、という事実?だった。綾ちゃんが息子の死ぬ夢を見たのは
   それ以前に息子から彼の死ぬ夢について聞かされたからではなく絶対にその前の
   時点だったと思う。あるいは同時かも?、、ぎゃああー。母息子で同時に
   同一人物が死ぬ夢えー?嘘でしょう。



               それから、これは出典がありそうなんだけど、長男に対する綾ちゃんの無感情が
   我ながら怖かった。ひやああ。片一方を失ってしまったらそのことに心を
   奪われてあんな風になってしまうのか?でも夢の中の綾ちゃんは
   マジ本気だった。(マジ本気って畳語?)





日曜日お散歩の最中発見した。子供遊び場からアンパー川に抜ける通り道。
異世界への入り口っぽく雰囲気あるー。