『ほらねー!判ったでしょう?僕にスマホを買ってあげるのが
いかに重要なことかって。奈落の底から引き戻してあげたんだよ。』
クリスマスプレゼントにスマホをとわあわあ言う息子は相変わらずしつこい。
うるさい!お前に持たせるとゲームとアニメにチャットで一日終わってしまうわ。
と口では言いつつ夢の余韻に未だ支配されている綾ちゃんは目にはいる
息子の姿にうるうるしてしまう。今日このまま電器店に連れて行かれたら
一番高級なスマホを買い与えてしまいそうだ。今日が日曜で本当に良かった。
綾ちゃんが強烈な夢を見て、しかもそれをはっきりと覚えているというのは
実に数年ぶりのことだと思うんだけど、夢を見ている最中、ショッキングな
ことがいくつかあった。
一つには、夢のただ中で気付いたんだけど、やっぱり綾ちゃんは続きものの
夢を見ていたのだ、という事実?だった。綾ちゃんが息子の死ぬ夢を見たのは
それ以前に息子から彼の死ぬ夢について聞かされたからではなく絶対にその前の
時点だったと思う。あるいは同時かも?、、ぎゃああー。母息子で同時に
同一人物が死ぬ夢えー?嘘でしょう。
それから、これは出典がありそうなんだけど、長男に対する綾ちゃんの無感情が
我ながら怖かった。ひやああ。片一方を失ってしまったらそのことに心を
奪われてあんな風になってしまうのか?でも夢の中の綾ちゃんは
マジ本気だった。(マジ本気って畳語?)
日曜日お散歩の最中発見した。子供遊び場からアンパー川に抜ける通り道。
異世界への入り口っぽく雰囲気あるー。
0 件のコメント:
コメントを投稿