もちろんイの一番にしたことはアンナちゃんの職人さんに
電話をかけることだった。「昨日、アンナちゃんのチェロを見ました。
あんなの(ってダジャレじゃないつもりなんだけど)欲しいです!」って。
職人さんはいわゆるアトリエを持って一人で毎日コツコツ楽器を
作ってらっしゃる方だから(大きな楽器屋さんではないので)当然
アンナちゃんのことを覚えてらした。
『残念ながら今すぐにというわけではないのだけれど、今、制作中の
ものがあるから3ヶ月以内に出来上がりますよ。』
そう、売れっ子職人さんの作品は完成する側から売れてしまうから
争奪戦になってしまうのだ。でもとりあえず次回作ゲットの筆頭リストに
加えてもらえた。これは悪くない兆候だと思う。新作の楽器というのは
真価を計るのに時間がかかるし必ずしも彼の作品だからといって綾ちゃんの
気に入るとは限らない。オタクのムスコさん、誰でもいいからオムコに
下さいってなわけにはいかんのだ。(⇦しつこい)何よりも他にどんな
出逢いが他に待っているかわからないから他所を当たれるだけ当たって
みたほうがいい。そうしたらきっと綾ちゃんのチェロ審美眼も
磨かれることになるだろう。
綾ちゃんは更なるアドヴェンチャーを(?)求めて旅に出ることに
なったのである。
ヨーヨーマは世界最高のチェロを持っている一人。
ウイキ博士によればモンタニアーナのペチュニア、
それからジャクリーヌ デユ プレから譲り受けた(!)
ストラディヴァリウスを演奏しているそうだ。
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