ずっと遊び呆けている記事ばかりアップしていましたが、ドイツでも
とっくに新学期。綾ちゃんも元のペースに戻ってお仕事しています。
ベルリン旅行の写真はまだ素敵なものがあるのですが、諸事情あって
また折をみてアップしていきたいと思います。
さて今日のお話は夏休み前のエピソード。いつものように病院でお仕事していた日の
ことです。目下、綾ちゃんは家庭と仕事の両立のため仕事時間を減らしている。
だいたい朝一番(これは無茶苦茶早い日もアリ)から14時くらいまでにして
もらっている。予約は出来るだけ私の勤務時間に集中するように調整している。
滅茶苦茶に忙しい日や子供が遅く帰る日は残業もあり。
その日は夏休み前で割合暇な一日だった。
朝一番に電話がかかる。
『申し訳ないんですけど〜。』 キャンセルの電話だ。
しばらくするとまた電話。
『申し訳ないんですけど〜。』 また〜?
ウソ!また電話!二度あることは???
『申し訳ないんですけど〜。」 ひぇえええ〜?
信じられない。ドタキャン続きで午前中の患者さん全員にボイコットされてしまった!
うちのように治療に時間がかかるから一日にたくさん患者を取らない病院では
しばしばキャンセル料を請求したりするものなのだけれど、うちはそれをやっていない。
いや、どうしよう。忙しい日は息を継ぐ間もないほどなのにどうしてこうも極端なんだ。
私 『あの〜、結局患者さん午前中ゼロになっちゃいました。
もしよろしかったら先生、足でもおもみいたしましょうか?
この間のお怪我、まだ完全というわけではないのではないですか?』
ドクター『うん、それもいいんだけれど。』
ドクターは少し考えたあと、おもむろにこういった。
『吉岡さん、ボクにドイツ文学の講義をしてください。』
手塚富雄先生のドイツ文学案内
どうでもいいけど故手塚先生は
綾ちゃんと同じ誕生日
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