ベルリンではこれまで訪れたことの無い場所に行ってみたかった。
夏休みに長男(日本で言うと高校生!)の現代国語の教科書を買ってあげた。
すると意外なことに私のじだいのものと同じ教材が結構いっぱい載っていて
「わあ、懐かしい!」って私の方が盛り上がっちゃったのです。
綾ちゃんは名作を音読するのが大好き。
国語の教科書なんて名文の宝箱だから暗記するくらい毎晩誰に向かうとも無く
ぶつぶつやってた。家族は一時期私がアナウンサー志望なのだと勘違いしていたほどだ。
「舞姫」なんてその頃を思い出してものすごく懐かしい。
そうだ。ここはベルリン。行こう。あの場所へ、、、。
そうしてやって来た森鴎外記念館。方向音痴の綾ちゃんは道に迷いつつも
(途中からミュンヒェンでお留守番中の旦那様にナビしてもらって)
何とかたどり着いた。
わかる?
ルイーゼン通りの扉
扉を開けて階段をのぼると何だか覚えのある言葉が • • •
「舞姫」からの抜粋ですね。
「げに東に還る今の我は、西に航せし昔の我ならず、學問こそ猶心に
飽き足らぬところも多かれ、
浮世のうきふしをも知りたり、人の心の頼みがたきは言ふも更なり、
われとわが心さへ變り易きをも悟り得たり。
きのふの是はけふの非なる我が瞬間の感觸を、筆に寫して誰にか見せむ。」
さて、中はどうでしょう?
それは明日のお楽しみ〜!
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