ベルヒ先生がいらっしゃらなければ綾ちゃんとドクターの出会いは
なかった。それを言うなら息子が深刻な病気になったことや
合唱団に合格したこと、最初のトレーナーの先生と気が合わなくて
ベルヒ先生に交代してもらったこと、そんな全ての物語が綾ちゃんを
この病院へと導いたわけだから不思議なものだ。
その場その場では心配したり怒ったりとドラマがあったわけだけれど
全てが糸に紡がれているというような感慨がある。
そして最後の最後にまたしても彼に会えた。
ベルヒ先生は、以前いらした時の病気はすっかり良くなって今回は
慢性気管支炎に悩んでおられた。時間を気にしつつ、綾ちゃんの
話を聞いて彼もまた感無量。思いついて無理やり時間をとって
ここに来たことにはそんな意味があったんだね、どうかお元気で、
お幸せに。息子さん、大きくなっただろう、よろしくね。と
互いの子供の写真を携帯で見せ合ったりした。
本当に不思議だ。綾ちゃんがこの病院で出会ってきた人々に、
そのほとんどの人におそらく綾ちゃんはもう二度と会うことはない。
お年寄りの方が多くてお亡くなりになられた方もおいでだろう。
ベルヒ先生にもきっともう会えない。不思議な気がする。
オリジナルは削除されちゃうかもしれないから
今日はURUさんで。今井美樹もちょっと憧れちゃうなあ。
しっとり系の女性。
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