2016年12月28日水曜日

ここドイツではお掃除の「感性」はどこから来てるんだろう?

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            さてお掃除の話題に戻ります。


     ドイツ人家庭の家に招かれて一分の隙もないほど磨き上げられた
    室内に驚き(どうかすると生活感が全く感じられないことすらある)
    自分の中途半端な家の中を思い浮かべ恥ずかしくなったりした経験のある方
    きっといらっしゃると思う。




        お掃除は楽しい。その気になれば。そう、その気になれば。



     昨今議論になっている日本の小中学校でのお掃除の時間も日本オンリー。
    こちらではお掃除は下校時間後に掃除夫の人がやる。
    綾ちゃんはどっちがいいとかいう議論にはあまり興味がないんだけれど
    時々不思議に思うことがあるんだ。
    日本では掃除というのは道徳的な意味合いが強くて(多分仏教だと思う)
    「心を磨く」ことと部屋を清める(そうか、神道か?)ことがマッチング
    しているでしょ。武道でも修行の一つとしてお掃除が組み込まれてるし。
    実際汚い部屋が綺麗になっていく時って気持ちも「洗われて」いく気がする。



     どっぷり階層社会のドイツでは3K仕事は特権階級の人々の仕事ではない。
    植民地政策とともに生きてきた欧州らしい発想で実際に欧州はそのようにして
    発展してきた歴史がある。植民地にはさして恵まれなかった敗戦国ドイツですら
    この傾向は色濃い。



     掃除夫を家庭で雇っている比率はドイツでは大して大きくないと
    思うのだけれど綾ちゃんがここで問題にしたいのはドイツの人々の
    部屋掃除の時の清潔感というか美意識の強さだ。とにかくハンパない。
    自分で掃除するときはいい加減で(昔でいう)奴隷とか掃除夫に頼むと
    厳しいとかそういうことでもない。誰がやろうがピシッと隅っこまで
    「キメテ」くる。
    ガチャッとしてて大丈夫な我々(っとひとくくりにしちゃってごめんよー!
    綺麗好きな日本人諸氏よ)とは全く別人種。


              この感性はどこから来るんだろう?





         本日はSMAPに敬意を表してUruさん版「夜空ノムコウ」。
         SMAPよ、お疲れ様!





     



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