『それでね、この間出張で取材旅行が入って
トーマスと二人で一週間ブラッセルへいかなきゃあ
いけなかったの。』
ほう。それでどうした。ダンナはどうした。
『ダンナに話すと嫉妬に狂うのは火を見るより明らかだし
でも秘密にすると後でバレた時に一悶着起こるのは
目に見えてるしもうどうしようって悩んだんだけど
とにかく正直に話した訳よ。もうそしたら主人はやっぱり大激怒。』
そうだろうね。オンナはつらいよ。あたしらにどうしろっていうんだ。
だったら仕事止めろって言ってるのと一緒じゃないか。あ〜あ、これだから。
男の人ったら、キミは好きにしてていいんだよ、なあんて言っちゃって
でもやっぱり自分の側でちいんとしてて欲しいってのが本音だったりする訳だ。
んで、どうしたの?シルレ夫人?
『で、結局どうなったと思う?何とうちのダンナったら
有給休暇を一週間もとって私たちの出張についてきたのよ!!
信じられない。3人で仲良く飛行機に乗ってごはんも一緒に食べて
仕事のときだけ彼は一人で時間をつぶして待ってるの。
会社でも末代までの語りぐさよ。』
ウケるう。やるねえ、あのダンナ。
おしぼりヒヨコ
超ウケます。
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