綾ちゃんはこのハナシを聞かされて(事実関係はともかく)、ええー、
早すぎるよ、そりゃあ。って気持ちと「やっぱり」の気持ちが同居していた。
実は綾ちゃん、りんちゃんはもう長くはない(いや、ほどなくうちの病院を
辞めるだろう、というイミよ。)と思っていた。それどころかそろそろ
辞めてもらうことを考える時期がきたと思っていた矢先だったのだ。
先週、立て続けに3人の患者さんからりんちゃんについてのクレームが
「綾ちゃんに」寄せられた。りんちゃんのアシストする時間には
来たくないので次回から綾ちゃんが勤務している時に予約を変えて欲しい、
というものだった。
綾ちゃんはりんちゃんの労働意欲が著しく落ちていることに
去年の秋くらいから気がついていた。そしてほぼ同時期から色んな場所で
彼女が仕事で「手抜き」をしているのに気がついていたんだ。
はっきりとしたきっかけがあって。
ミュンヒェンの中心部ヴィクトアーリエン広場
お魚やさん
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