2015年7月1日水曜日

世界に一つだけ?の花のパンケーキ




                              ドイツの6月は白い花の咲くシーズン。5月下旬から6月いっぱい、
       林檎の花、西洋梨の花、子手鞠の花、沢山の白い花が咲き乱れます。
       綾ちゃんはテイーンエイジャーの頃、ゴールズワージーの
       「林檎の木」を読んで一斉に咲き誇る白い花の情景に憧れたものですが
       こちらに来てから毎年この季節になると別世界に誘うような清廉な
       空気を白い花々に感じます。
                 



                                その中でもこの季節、白い花の代表はニワトコ。綾ちゃんは今年
       ニワトコのお花のシロップを作り人にプレゼントしたり自分でもHugo
       ソーダ水にして楽しんでいます。

                                                 


        さてバイエルンの昔からある伝統的なおやつにこのニワトコの花の
       パンケーキ(というか実際はドーナッツですけど)があります。



        お料理大好きの綾ちゃんですが、未だかつてお花を丸ごと
       パンケーキにして食べるなんて聞いたことありませんでした。
       今回、お友達のあすかさんが誘ってくださったので一緒に作って
       みることにしました。これって「世界にひ〜と〜つだ〜け〜の」
       お花のケーキじゃないのかしら?季節限定おやつです。





パンケーキのもとなんですけどこれは白ワインが入っています。
なじませるために30分ほどおきました。



ドイツのご家庭にはフライヤーがありますねえ。
軸を上にしてふわっカラッと揚がりました。


お好みで粉砂糖をかけて。ジャムでもいいけど
やっぱりお砂糖のほうがお花の香りをより楽しめます。



紅茶好きの我々。Kusumi Teaとともにいただきました。
ドイツ人は本当にこの手の揚げたてドーナッツが大好き。
あすかさんのご主人(ドイツ人。学者さんでこの日は在宅。)は
今日のおやつのためにお昼ゴハンをセーブして楽しみにしてらしたとか。



すごーい!口の中にお花の香りがいっぱいに広がる。
ドイツに住んでて幸せー!なひとときでした。

ごちそうさま!



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