均整がとれていたり、またはわざと絶妙な配置に外してあったり。
筆勢がものすごい躍動感を伝えて二次元の世界なのに風の息吹きが
したり地響きが轟いたりする。書道って楽し~い!
そうだ、書道といえばドクターでしょう。いやー、ようやく話題が
病院に戻ったね。毎日お習字やってる中国人ならいいお手本持って
るんじゃないだろうか?
仕事がヒマになったタイミング(これが中々無い)を見計らって
ドクターに尋ねてみる。もしかして書道のお手本、何か持ってますか?
ううん、例えば、、、、。中国語が出来ない綾ちゃん、筆談に
王義之は書道の世界では知らぬ人はないいわゆる書聖だ。
臨書をするならまず彼の書が基本。中国の官吏登用試験「科挙」も
答案の内容があっていても王羲之の技法で書かれていなければ正解
とはならなかったというほど。王羲之にあらずば書にあらず、
であったのだ。お習字をやる中国人が彼を知らないわけはない。
『王羲之?持ってるよ。ちょっと待ってね。』
書棚をごそごそやって取り出してきたのは、まさかまさかの
ほんものの拓本だあ。どっひゃあ!!
これです。大唐三蔵聖教序。
0 件のコメント:
コメントを投稿