2018年3月23日金曜日

これはいいことにしてあげよう




ザクセン州の方言だったんだって。

ザクセン2格(Sächsischer Genetiv)。


え、それ何?って思うでしょう?
正体を知ってみればああ、なーんだって思うのがコレ。


「〜(固有名詞)の」つまり「誰それの」ナントカっていう時


Tetsukos Zimmer (徹子の部屋)

みたいに名前にsをつける。


ドイツ語はね2格後置って言って所有格全部後ろからかける
(das Zimmer von Tetsuko)のが普通なんだけど冠詞の無い固有名詞は
Sを使って前に置いていい。


これ便利とか言う前に英語の感性で普通に知ってるやり方。
合理的だし簡単だしそりゃーこれがいい。
綾ちゃんもかつて昔このザクセン2格を習った時、
何そう仰々しく「ザクセンなんちゃら」なんて名前つけてんだろう、これ普通じゃん
って思ったものだ。でもあくまで例外的なんだよね。ドイツ語的には。


これも現代の初級文法ではかなり早い段階で(方言なんて解説せずに)
フツーに登場する。これは綾ちゃんも初めてこの記述を見て
そー来るかあ、そうだよねと思った。


10年以内にザクセン2格は標準語入閣決定か?
そして会話でもバリバリ使われるし。


これはいいことにしてあげよう。



天満屋で噂の(?)海老塩ラーメンというのを食べた。ごちそうになった。
なかなかグーだった。すごい量だったけど。S様並びにご主人様、ごっつあんでした!



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