2018年3月28日水曜日

道案内に役に立たない



語学の教科書に道案内の問題が出てくるとげっそりしませんでした?



地図を見ることすら苦痛なのにアタマの中で「えーっと、こっちから
見るとこっちに曲がるのは左だから、、、3番目の角でっといや、交差点か?」

なーんて母国語(ちなみに綾ちゃんは母語という表現が好きでないから
使用しません。響きも美しくないし)ですら混乱するのに外国語で
しかもほとんどない語彙でなんとか方向を表現しようとするのは至難の技。



でも実はこれ、先生にとっても頭がイタイ。

例によって教科書に登場する語彙が少なすぎるわ。
rechts(右に) links(左に) geradeaus(まっすぐ)行くだけで
どうやって説明せえっちゅうねん!!


綾ちゃんがその昔初級で習ったときにはこれ以外に
abbiegen(曲がる) entlang(〜に沿って) vorbei(通り過ぎて)
 an der nächsten Kreuzung(次の交差点で) auf der rechten Seite(右手に)などの単語を
併せ覚えた。自動車に乗ってドイツ語でナビをお聞きになった経験のある方なら
お分かりになると思うけどせめてabbiegenとかnach rechtsとかの表現は
知っておかないとチョーまずいぜ。
もちろん形容詞の変化を習っていない時点では説明したくない
文法事項が含まれているのはわかるけれどね。これも先生都合。



ドイツにお住いの方はお分かりになると思うけど、
我々は見るからにガイジンでぜーったい誰も道なんか尋ねてこないだろうなんて
思っていたら甘い甘い!なんでよ?ってびっくりするくらい
わしらは声をかけられる。道を訊かれる。



でもまあ最近は誰もがスマホを持っているからね。
道を訊かれる回数自体は減ったかも。



どっちかっていうとナビ聞けない方が危ないと思うなあ。
それに張り切ってナビをドイツ語設定にしちゃったら知らない
単語や表現ばっかりだったらかえって危なくないか?


綾ちゃんの生徒さんで、レンタカー借りて旅行に行ったら
ナビがドイツ語設定されていて設定変更の仕方もわからず
非常に危険な旅をしたという方の証言もあったぞ。
日本のスマホを補助的に使っていてもそちらも接続が怪しくて、、というパターンあり。



結論。


道案内の部分はナビに対応して教えてあげにゃあなあ。
教科書作成もそのこと念頭に入れて欲しいもんだ。
  





これはね去年の今頃帰省した時大分県日田市の鵜飼いの屋形船


浦島太郎みたいな格好の鵜匠





宿泊したホテル


こういう屋形船 お若い台湾人の女性グループが相乗りしていた。
台湾と聞いて「蔡英文さん、応援してますー!」と盛り上がった。



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