2014年8月1日金曜日

月面世界の裏側





                       ミュンヘンは夏!



           芸術の夏!かどうかはわからないけれどミュンヘン美大(芸術アカデミー)が
  学生の展示会を行うというので行って来ました。美大に足を踏み入れるのは
  初めて。ミュンヘン大学(LMU)とミュンヘン音大にはしょっちゅう足を運ぶけど。




          いやはや、汚いとこだなや、美大っちゅうとこは、、、。というのが綾ちゃんの第一声。音大や総合大学と同じレベルのお掃除では間に合わないんだなっこりゃあ。あちこちにペンキやら資材のゴミが散らばっていて、この学校のトイレには絶対寄りたくないと思ってしまう。
歴史があって外観は美術館のように壮麗で立派なんだけど。


      ところで綾ちゃんが今回美大に来たのはアルバイトのりんちゃん(仮名)が美大生で
 彼女の作品を見るためなんだ。りんちゃんは彫金科。アクセサリーとかの製作を
 してるんだって。




           彼女のクラスのテーマは「月の陰」。





            陽の当たらないひよっこの芸術家たち。






     是非彼らの作品にスポットライトをあててくれということで
    いきなり真っ暗な部屋に月のオブジェがどおおん。





例えばこのおじさんも月を一生懸命観察して
帰っていった。




            !!!?ほとんどのお客さんはこの月がメインだと思って帰ってしまった。


           りんちゃんの作品はどこだ?お月様をぐるっと回り込んで真っ黒な影の部分に
   やっと見つけた。備え付けの懐中電灯を押すと小さな装飾品が姿を現す。
          いや、これは凝りすぎて普通客はここまでたどり着けんって。






錫の作品で「私は花瓶ではありません」
というタイトル?

花瓶を作るのと同じ行程で途中まで作ってから
崩したんだって。




他の学生さん。
一度りんちゃんが病院に連れて来たことのある娘の作品。





0 件のコメント:

コメントを投稿