人は見た目で決まるなあって最近よく思う。
綾ちゃんは長ーい間、それとは反対のことを考え続けていたんだ。人間の
価値は外見ではないって。
それは例えば容姿が美しいとかお金持ちだとかどんな車に乗っているとか
そういう問題とは似ているようでちょっと違うし綺麗にしていれば良いとか
いうのともすこおし次元が違うように思う。
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」といったのはリンカーンだ
けれどこれだな、これ。
小さな子供に自由に絵を描かせると驚くほど幼い心情や抑うつの正体を
正直に表現するものだけれど、それと似ているんじゃないかな?
大人になると社会との関わり方や自らの思想が全て外見に集約されてくるように
思われるなあ。
お金がなくったって身体が不自由だって清楚な身なりをすることは可能だし
ヤクザな商売をしている人たちはいつの間にかそういう匂いを外見にも
ファッションにもまといつけるようになってしまう。
これから話そうとしているおばあちゃんも、一目見ただけでびっくりするような
風貌だったんだ。
彼だってイケメンじゃありません。
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