「実はサンテイアゴ デ コンポステーラへの巡礼をしたいので
6週間の休暇を下さい」と言ったら彼の上司は
『何だって!それは素晴らしい!せっかく貴重な体験をするの
だったら記録をたくさんとってあとで社内で講演会を開いて
くれないかい?そうしてくれるなら6週間全部有給を認めて
あげられるよ。』
とおっしゃってくださったそうだ。ちなみにこの会社、IT関連で
巡礼の旅とは何の関係もない。
ドイツでは年間30日の有給を認めている(病欠で補ってはならない!)
会社が多いので(多くは大企業ですが、、公務員は26日とかだっけ)
30日いっぺんにとるやり方も無いわけではない。けれどあくまで例外だ。
このおおらかさ。いいなあ、と思うなあ。ぎすぎすしていなくって。
日本じゃあ考えられないよね。
綾ちゃんはこの時彼が行った講演会の資料をCD-ROMでいただいた。
講演会には50名以上の同僚が参加してくれて大盛況だったって。
「巡礼の旅」に憧れるドイツ人はたくさんいるんだ。
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