2015年4月30日木曜日

飛行機が遅れて休暇が長引いても涼しい顔?


               ちょっと話が逸れるけど、有給休暇ネタで思い出しました。うちの
   大屋さんご夫婦。二世帯住宅ならぬ二戸イチ住宅(ドイツでよくある。
   一軒家を最初からシェアハウス風に二件分をくっつけた住宅)でお隣さんです。



                 このイースター休暇を利用してチベットに行って来た。3週間。
    彼らはアジア大好きでこの期間は毎年アジア旅行に出掛ける。いわゆる
    リゾート志向型ではなくって(普通のドイツ人は大きな休暇に観光旅行は
    しない。リゾートで上げ膳据え膳生活でごろごろ又は登山やスイミングに
    いそしむパターンが一般的。)60歳近い方々なのに奥様と二人でリュックに
    現地の安宿を泊まり歩いてお寺や史跡を巡り歩く。



                      出発前にごみ出しなどお留守番のご用事をたまわった綾ちゃん。
    いつもの事なので特別な事もなく自宅で過ごしていた。、、、が、彼らは
    3週間経っても帰ってこない。あれれ?イースター終わっちゃったよ?
    いいのかなあ?他人事なんで、まあ、何か事故でもあったら連絡来る
    だろうし、いざとなれば近所にお嬢さんがお住まいなので彼女に訊ねれば
    いいや、と以前の通りごみ出しや郵便物を整理してあげてた。


     そしたら休暇明けて3日後のこと、綾ちゃんが仕事から帰ってくると
    大家さんご夫妻がベランダでくつろいでらした。まあ、真っ黒日焼け。



      『やあ、フラウ ヨシオカ。我々はさっき帰ってきたところなん
      です。チベットの正月祭り(春祭りのこと?)で交通がストップして
      しまって空港にたどり着けなかったんですけど週に2便しかフライトが
      ないので3日帰りが遅れてしまいましたよ。』


     ちなみにこの方、ドイツBMWにお勤めです。キャリアです。いいなあ。
    こんなこと平然と言えるからには会社は「仕方のないこと」として
    扱ってもらえるんだろうなあ。  
           
               

お隣の木  何の花だろう?
もうすぐ満開


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