もちろん綾ちゃんはその忠告に従ったりはしない。夜中に中央駅に
行くなんてリスクの方が大きすぎる。駅の構内は警備員もいるから安全だけど
周囲は酔っ払いや浮浪者の溜まり場だったり、早朝中央駅近くを通るだけでも
麻薬の注射針がゴロゴロ転がっていたりや血液のシミが階段にこびり
ついているのを見てビビることがある。
とりあえず 朝、一番に駅へ出向いて新聞を数紙買う。近くのファースト
フード店でコーヒー飲みながら赤ペンで目ぼしい物件をチェック。
ひと通り見終わると、意外に自分の希望通りの物件は少ないことがわかる。
通学に不便だったり家賃が高すぎたり。
そして電話をかける順番を決め、9時まで待って公衆電話から電話をかける。
しかしながらドイツ人なら誰もが推奨するこのやり方では成功率は
ゼロに近かった。(綾ちゃんにとっての)良い物件がそもそもないし
(行ってみたらものすごく不潔だったとか不便だったとか)良さそうな
ものはものすごい競争率でハナから可能性がなかったり。
そこには何か根本的な間違いがあるような風に見えた。
ミュンヘンダルマイヤー本店のアイスド コーヒー
(ドイツ語でアイスカフェはコーヒーフロートの意味です。お間違えなく。)
ライムとか入ってて複雑でちょっと変わったお味。
これはお試しの価値あり。
綾ちゃんは無難にダージリン テイー。ボーイさんが砂時計を渡して
「4分です。」と言った。試しに測ってみるとジャスト4:00!!
さすがドイツ〜!!と盛り上がった。
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