2016年7月26日火曜日

ミュンヘン非常事態 負の行動が連鎖する恐怖

             



        住居探しの思い出を綴ってたんですけど、何だかそれどころじゃ
    ない日々になっちゃいましたね。




                   スマホ片手に気がつけばニュースに不必要に何度も目を向けるというのは
     東日本大震災の時以来ですが、立て続けにドイツ各地で不穏な事件が起こって
     いますね。綾ちゃん、枕元にスマホ置いて夜中にもがばっと飛び起きて
     ニュースを確認しないと安心出来ない、いわゆる神経過敏状態に陥って
     おります。いや、でも安心どころかこの週末で立て続けに3件も似たような
     事件が起こると神経症になるのは綾ちゃんだけではない筈ですね。



                    一方ではポケモンGOみたいな平和(とも言えないか、事故続出だもんね)的
     ブームが起こったり。(因みに我が家にも一人いたそうです。でも田舎だから
     ほとんどいなくてつまらないと息子は言ってた。一昨日食事に行った時に
     マリエン広場周辺にポケモンがたくさんいて、おお、都会の観光地は違う!
     と妙な感動をしていた。だからそれ、ゲーム会社の罠だってば。)



                   やっぱり今日の病院での話題は事件一色。けれどすごく特徴的だった
     のはね、誰もがこの話題に触れたい。でももう何からどう話したらいいのか
     わからない混乱のただ中にいるようだった、ということ。
     もちろん誰も「自分」が害を被った訳ではない。ただ事件の大きさ重さ、、
     これは綾ちゃんの印象だけど、事件がオリンピア一件だけならばもっと違う
     リアクションを患者さんたちはしていただろうということだ。いやあ、
     あの日わたしもあそこに買い物に行こうとしてね、、、なーんて感じで。



                どうでもいいけど(!?)うちのドクターは事件の起こったショッピング
     センターのすぐ近所に住んでいます。でも金曜日の午前の最後の患者さんが
     終わった後、その足で週末旅行に行かれたのを知っていた綾ちゃんは全然
     心配する必要なかったし。



                   今日、出勤してドイツ人の患者さんたちとお話して確信を深めた。
     皆が心の中に秘めた想い。それは大きく言って二つ。私たちの大切な街を
     汚さないで欲しいということ。それから負の行動が連鎖して行く現象に
     対する恐怖。



                    それらの想いが何だか膨らんで膨らんで弾けてしまいそうな不安に
     満ち満ちていたんだ。






今日のカールス門はなんだか変だった。
多分、仏教系の新興宗教??の人たちなのかな?
顔を隠すのがもったいないほど綺麗な女性たちが踊って
後ろのお坊さん風の人たちは楽器を鳴らしながらビラを配っていた。

地下への入り口の一つ(だけ)が仕切られて警察がたくさん警備してた。
で、つい怖くなって、ポケモンがたくさんいるから一回りして帰りたいと
言う息子を引きずってさっさと家路に着いた。


ポケモンGOなんて上手く乗っ取って(いや、そんなことしなくったっていいか)
ゲームに興ずる人がたくさん集まるスポットを狙えばすぐに大混乱が
起こせる。そう思うといてもたってもいられなくなった綾ちゃんでした。



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