『結局、子供はできなかったの。治療はとても辛くって
あの時を境に自分では体質が変わってしまったような気がしているの。
ホルモン剤とかの投与もあるから。
もちろん証明も何もできないけれど。』
『そうこうするうち夫の脳腫瘍が発覚。彼はとてもポジティブな
人なんだけれどさすがにこの治療はとても辛くて仕事との
両立は無理だからやめてしまったの。』
そう、割とススッとおっしゃるけれどここは案外ポイントで
ドイツのがん患者というのは意外なほど通院治療の方が多い。
抗がん剤はほとんどの場合定期的に点滴を受けたり投薬したり
だから入院して体力を落とす必要はない、ということのようだ。
手術の場合以外は普通の生活を送っていらっしゃる。だから
補助治療でうちに来る患者さんも多いんだな。
バームクーヘンで有名なクロイツカムはテーガーン湖にもあります。
ここのテラス席がなんと優雅でロマンチック。
朝だったので空いていて肌寒いけど着込んでいたしどんどん暖かく
なってきたから大丈夫だった。
まずはここで湖を眺めながらダージリン。
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