アイラブユーを「死んでもいい」と訳したのは二葉亭四迷だったと
思うんだけど、ぐっとくるよね。
もっともドイツ人男性(女性)に向かって「死んでもいい」なんて
たわけた日には「で?」で突っ込み返されるな。絶対伝わらない。
これが日本だったら「あなたのために死ねる」なーんて言ったら
思い切り引かれまくるか「101回目のプロポーズはいくらなんでも
時代が違う」といなされておしまいだな。あるいは「いっぺん死ね」とか
言われちゃったりね。
うちは国際結婚家庭ではないから綾ちゃんのドイツ語が下手で夫が
イライラするというトラブルはない。せいぜい子供に馬鹿にされる程度だ。
でもまあ、想像に難くないなあ。独日カップルで、奥さんが日本人
だったりすると、最初のうちは一生懸命言葉を探す姿が愛らしく
映っちゃったりするんだろうけどだんだんそれにも慣れてきちゃうんだね。
10年以上も経っちゃって、まだドイツ語でもたついていたりすると
(でもこれ当たり前なんだけれど)おい、まだこんなことも言えないのか
ってね。
旦那さんだって最初の頃は覚えたての日本語で「オッハヨーゴザイ
マース!」とか挨拶しただけで拍手喝采、日本語お上手なんですねとか
もてはやされたりしてたのに、それ以上続かないと黙殺される。
夫婦は永い付き合いになるわけだからここんとこをうまく
乗り越えられないと辛いものなんだよね。
二葉亭四迷 wikiより
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