2016年10月25日火曜日

気持ちを伝える言葉




ちょっと前のことなんだけれど、遠く(ミュンヘンではないドイツ)に住んでる
お友達がね、ドイツ人の旦那さんと色々難しいことがあって
離婚するとかしないとかすったもんだ揉めていた時に(結論を
先に言うとなんとか解決したんだけど)電話とかでずっと相談にのって
いたことがある。


色んなトラブルが二人の間にはあったんだけれど奥さんはご主人のことを
一貫して「愛している」とおっしゃっていた。綾ちゃんの目から見ても
どっちかというとご主人のほうがふらふらしていてやばい感じだった。


でね、二人の均衡が崩れるときっていうのはやっぱり言語のコミュニケーションが
舌足らずになってしまうときなんだって。奥さんのドイツ語が拙くてご主人が
イライラして爆発のきっかけを作るそうな。


『でもね、愛してるってイッヒ リーベ デイッヒ以外になんて言えばいいのよ?』


『ほら、二人で一緒に綺麗な夕焼けを見て感動したってシェーン(Schön=綺麗)
しか単語が思いつかないじゃない。』



なんて愚痴を綾ちゃんにずらずら並べる彼女に、綾ちゃんは綾ちゃんで
それって国際結婚にだけ特有の問題なのかなあとふと首を傾げたりしたいたものだった。





今日ね電車の席に座ったら窓際にこんな落書きがあって思わず写真に撮ってしまった。
人種差別反対!TTIPを阻止せよ
と書いてある。TTIPというのは北大西洋版TPPのこと。




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