運動をしようとかダイエットをしようとか思った訳ではなかった。
瞑想にハマったのだった。
自然療法に端を発して色々なものに興味があった頃。
瞑想法を色々試してみたのだが数年間の試行錯誤でどうも「心を無にする」困難から
脱却出来ずにいた。「何も考えない」状態というのは「何の刺激も無い」環境では
むしろ難しい。わかってもらえると思うけど、例えば催眠術。何か別の事、単純な動きとかに意識を集中するとむしろ心を空に出来る。音楽とかね。
同時期に中村天風を識った。日本最古のヨガ行者とも言える彼の呼吸法が
頭では理解出来てもなかなか日々の生活に取り入れないを感じていた頃
偶然、知人のブログを読んでいてYUKA=ANEさんの骨盤ネジ締めダイエットと
いう体操の存在を知った。これはその頃ちまたで流行していたダイエット体操の
ひとつだったのだが
なかなか見過ごせない内容で、いわゆる有酸素運動、筋肉の動きと呼吸法を
ミックスさせているばかりか、骨盤ネジ締めの方法はまさに中村天風の呼吸法と同じ
(YUKAさんに直接お訊きしてみたいものだ。解説では色々な体操を彼女なりに
良いところをミックスさせたように書いてあったけれど。)だし、いわゆる
インナーマッスルを鍛えて内蔵を強くするという内容だ。
運動というよりその呼吸法に興味を持って、そうか、身体を動かしながら
むしろ瞑想状態に近づけるんじゃないかと思って始めたのだった。
すると、一番入門の15分くらいの動きから始めて2週間が経過したところで
ものすごく身体が爽快になっている事に気づき、止められなくなってしまった。
ドイツの2月くらいだと気温がマイナス10度くらいになる日も珍しくないが
Tシャツに短パンで窓を全開でもスッキリ爽快で体操するという体験をしたのだ。
この時点ではまだ体重がどうとかスタイルがどうとかいうのは二の次だったが
長く続ける間に目的的に部分ダイエットをするための動きとか軽度の整形外科系の
故障を緩和するやり方が自分なりにわかってきた。
実験的にこの間、これ以外の運動を一切止めてみたからこの効果であることは
間違いない。
結果的に瞑想に打ち込んでいた日々はいつの間にかオミットしていた。
綾ちゃんが最初に買った一冊
今も毎日20分ずつ体操してます。
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