2013年10月13日日曜日

ベルリン 鴎外を訪ねて






        森鴎外記念館を訪ねた記事が中断していましたね。
       写真のアップが上手くいったので続きを書きます。








入り口の棚に飾られた鴎外関連の書籍
(主に海外版の舞姫)








森鴎外の「遺言」
これも高校時代に読んで感激したなあ。
「余は、石見人 森林太郎として死せんと欲す。」
の言葉が忘れられませんでしたねえ。





鴎外のデスマスク




鴎外の部屋






ここは鴎外がベルリンにやって来て最初に入ったお部屋で
「舞姫」のモチーフとなった出来事の起こった頃のアパートでは
ないそうです。それらは全て空襲で跡形も無くなってしまっているそうです。





今回、観光に時間を割かずゆっくりした目でベルリンを見て回りましたが
改めて、ベルリンというのはドイツの新しい時代を担う「首都」の重責を
担った都会なのだなあと感じました。




なんとなく「空気」が重い。古めかしくて重層な歴史のくびきが随所に残っていて
ミュンヒェンの明るく軽やかで華やかな田舎都会(?)とは異世界。
あえていうならウイーンにむしろ近い。




鴎外の生きてた時代はもっとものものしく全てが行き交っていたんだろうな。







0 件のコメント:

コメントを投稿